30MM 1/144 eEXM-9 バスキーロット[グレー]
 2024年4月発売。6月に[ブラウン]も発売予定ですが、今回は色が違うだけでパーツは2種で全部共通です。
 このシリーズでは珍しく、最初にキット化されたアルトよりさらに過去に設計された機体という設定。
 関節部は初期型フレームのランナーが使われていますが、一部は専用の新規パーツに置き換えられています。そのため余るパーツもやや多め。
 あとプロヴェデルと同じ汎用ジョイントも付属しますが、Cジョイントは全部組立に使って3ミリ穴同士を接続するジョイントのみ全部余ります。
 それと今回はランナーを部位ごとに分離できる構造は採用されていません。あとランナーに未使用のスイッチも無いので、ウェブ限定キットみたいにパーツを追加する方式以外のバリエーションは色展開だけになりそう。

 全塗装しました。だいたい地色に寄せています。
 全体的に太くなったのに合わせて肩と太股上端の関節、腹部フレーム、腰ブロックが新造されていますが(腰側面の3ミリ軸受けのみ既存パーツ)、互換性の確保のためか肘や膝フレームは既存パーツのままなので体形の割に細い感じも。
 あと手も3本指の専用パーツに。左右の区別が無いデザインで、握り手の他に平手も付属します。
 関節構造はだいたいいつも通りですが、脚の付け根の軸のスイングが無くなった(というか太股に軸、腰に穴という構造に変更)のと、足首フレームはレヴェルノヴァ等と同様に左右ではなく前後に曲がる配置に。
 あと胸部中央やや下と肩の左右外側の装甲は基部がCジョイントと3ミリ軸を組み合わせた構造で、ある程度動きます。

 頭部はクリアパーツ込みで3パーツ構成で換装できるような装甲は付いていませんが、後頭部には3ミリ穴があります。色分けもパーツ分割に合わせて前後で分かれていますが、形状的にはつながっているように見えるのでてきとうに分割線以外で色分けして塗りました。
 今回はクリアパーツの奥は平面でディテール無し。
 胸部上面の首の左右に突き出たブロックは左右非対称なデザイン。顔自体もクリアパーツの両脇の凹モールドが左右非対称です。左側のは戦車の砲塔に付いている光学機器的な何かと解釈しています(ぼんやりした解釈)。

 横には太いですが、脚が短くて身長はアルトよりちょっと低いくらいなのでそれほど極端に大きくもないです。あとかなり小顔。

 ライフルとシールドが付属。シールドは本体2パーツ+3ミリ軸がCジョイント接続の別パーツで、かなり大きめ。その3ミリ軸で腕に直付けします。
 背面の左右に付いたブロックは可動で展開可能。
 あとロイロイも付属します。眼はクリアパーツで、バスキーロットの顔と共通パーツで成形色のみ相違。なので入れ替えも可能です。
 ロイロイの脚は各1パーツで、付け根のみ軸可動。

 ライフルは共通ジョイントで前後に分割できます。フォアグリップとかは特に無し。

 例によって本体の体にロイロイの頭は接続できますが逆は不可能。ただ、固定はできませんが乗せた状態で自立はできます。

 

 

 

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