BB戦士 ガンダム00系

 ガンダム00は1期の放送中には結局BB戦士でのキット化はありませんでしたが、放送開始から10ヶ月後にようやくエクシアが発売になりました。もっともSEED系2作でもリアル頭身のキットより後回しにされる傾向だったのでそう極端に遅いわけでもないですが。

 一方2期ではFGが廃止され代わりの低価格帯キットとしてダブルオーが放送開始月に発売に。

 

■No.313 ガンダムエクシア (2008.08.09.)

 00の1期の主役機。刃物に偏った使いにくそうな武装構成の意図も最終話で説明されています。
 SEED-Dでの標準価格帯と同じ税別600円ですが、その間に三国伝の値上げもあったため従来の600円キットより仕様がやや簡略化されています。

 ポリパーツは三国伝と共通。ただし股関節にポリボールを使っていて、三国伝で腰・脚付け根の関節を構成しているパーツは腰関節のみに使用されています。そのためポリボールが足りないので手首はプラの軸関節。ヒジは曲がりません。
 腕と脚は左右貼り合わせで、肉抜き穴は三国伝キットより少なめ。
 足の甲や腰正面の赤、アゴの赤は色分け済み。胸のアンテナは白成形で別パーツで、上半身はそれとGNドライヴ以外全部青単色です。
 頭と胸の球状部は薄緑色のクリアパーツで、中にホイルシールを貼る仕様。腕や脚の玉は色分けされていません(シールも無し)。写真では球の中身はホイルシールを使い、額の五角形の部分はラピーテープを貼ってみました。

 あと、眼は輪郭のモールドを削り落として、マスクの赤い隈取の部分を黒く塗っています。
 それと組み立てた直後に机の上から落下してその拍子に左側頭部のクリアパーツが外れて行方不明になってしまったので、以下の写真は全部左側のクリアパーツが無い状態です。うう。

 手足が細長くて肩幅が広い、けっこう特殊なプロポーションになっています。

 武装は設定にあるものが一通り付属。サーベルとダガーは1個ずつなので数は足りませんが、HCMPでも各1個、HGに至ってはダガーが省略されていたことを考えると価格帯の割には充実した内容かと。
 ただ、HGと同様にシールドは青の単色で、さらにGNソードに付いているシールド的なパーツとGNブレイド2つも青単色。白を塗るのがちょっと手間です。
 GNソードの刃の展開ギミックは再現されています。シールドは右腕にも取り付け可能。ブレイドの腰への装着は専用ジョイントを脚に上から被せて行います。

 サーベルとダガーは白の単色成形。

 GNドライヴは着脱可能。正面の球状部の裏側に入るパーツの両面に緑と赤のホイルシールを貼って、これを裏返すことで通常時(緑)とトランザム(赤)の変化を再現可能。
 他の部分の変色については、まあ、心の目で見れば赤く見えないこともないと思うよ。多分。
 あと背中の突起のスリットはクリアパーツが入って手動で回転可能です。写真では上からクリアブルーを塗って色を濃くしてあります。

 で、ホイルシールをそのまま使った場合のトランザムへの変化はこんな感じ。
 あと額の五角形の部分の上には「GUNDAM」の文字が刻印されています。

 

■No.316 ダブルオーガンダム (2008.11.02.)
 1期でのFGが廃止され、代わりの低価格帯アイテムとして主役機・ダブルオーのBB戦士が異例の放送開始月に発売です。ただし今のところ残り3機の予定はありませんが。
 キットはクリアパーツの採用も含めてエクシアと似たような構成。

 例によって眼はモールドを削って手描きです。
 GNドライヴはバックパックではなく肩に接続され、肩装甲の後面には接続アームが一体化してモールドされています。
 あと背中には謎のジョイント穴が。

 基本的なプロポーションはエクシアと同様。
 胸の白い部分やマスク脇のグレー等が色分けされていて、エクシアよりは色分けが細かくなった印象。相変わらず関節のグレーや脇腹の赤は省略されていますが。
 関節構造はエクシアと同様で、三国伝仕様ポリパーツが入っていますが手首はプラ軸で股関節は横接続。ただ、足首のボール受けの縁に切り欠きが追加されて開脚の角度が広がったり、全体にエクシアより若干改良されています。
 肩のツインドライヴの中身、頭部側面の円形パーツ、額中央はクリアパーツ。額はHGと同様に内側に赤いシールを貼るようになっています。クリアパーツは無色ではなく薄い緑。写真では側頭部はキット付属のシールを貼って、額は外側にクリアレッドを塗っています。
 あと額のクリアパーツには“GUNDAM 00”の刻印が入っています。小さい文字で写真だと相当拡大しないと見えないので撮っていませんが。

 武器はGNソードUと、HGでは省略されたシールドが付属。シールドは青単色でソードは刃の部分が別パーツ化されているのにグレー単色と、相変わらず塗装は手間です。
 ちなみにソードの刃は説明書の見本写真だと純白ではなく薄い水色っぽく塗られているように見えます。
 GNソードUのソードモードとライフルモードの変形は組み換え式。というかグリップは変形ではなく2本生えているしグリップガードは固定されているので刃を差し替えるだけですが。あとソード連結も可能。

 シールドは肩以外に、連結して腕にも装備可能。ただし腕への接続ジョイントが1個しか付属しないので、分離状態で両腕に取り付けることはできません。
 ツインドライヴ裏面の形状は設定からアレンジされ、クリアパーツが露出します。GN太陽鋼砲というかGNボルテッカというか。

 で、以下組み換えネタを2つ。

 まずエクシアとパーツを混ぜてトリプルGNドライヴ。

 続いてHG1/144ダブルオーにBBのGNドライヴを移植してみました。HGの取り付け基部の軸のポリボールを差し込むだけで無加工で取り付け可能です。
 なお、HGのドライヴにBBのシールドを取り付けることはできません。

 

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