SDガンダムGジェネレーション 新規キット その2
■No.44 ガンダムダブルエックス (2008.04.26.)
BB戦士化されたGやジービークルとしてキット化されたWと違いXは放送当時BB戦士化されておらず、初期機体は低価格帯のキットがブラインドパッケージで発売されたもののDXに関してはこれがSDで唯一のキット化になります。
キットはこのシリーズのガンダム系では珍しくいろプラ不採用の2色成形ですが、眼とアゴ、胸の黄色ダクト、ツノ中央の赤い五角形といった部分が別パーツ化されていて塗装やシール貼りは比較的簡単になっています。
腕は肩装甲のみ裏側のパーツが付属、腕本体は肩前半と一体成形で裏側に穴が空いています。関節は頭・手足の基部+腰の回転というGジェネ系標準仕様。
GXとの比較。全体的に縦に縮んで横に広がっています。
武器はライフルとシールドのみ。白い部分が多い割に両方ダークブルー成形で、ライフルは片側に穴が空いているしシールドは妙に小さいです。あと省略されているサーベルはGXから流用しました。
サテライトシステムはキャノン、リフレクター共に差し替えなしで展開できます。砲身のロック機構と手足の放熱フィンは省略されていますが、パーツにボリュームがあっていい感じです。
■No.45 ガンダムレオパルド (2009.01.01.)
ダブルエックスに続いてキット化。こちらもサイズの割に武装ギミックの再現度が高いです。
エアマスターも同様ですが、設計段階ではディバイダーの発売も想定してあったっぽいGXとは異なり、ランナーのパーツ配置的にレオパルド・デストロイへの流用は最初から想定していなかったっぽいです。
肉抜き穴の露出も少なくてアウトラインは良好。
白と緑の2色成形で、スネが足の甲と一体成形で白いのでそこは緑を塗る必要があります。ガンダムカラーのグリーン16(カラミティ用)がほぼ同じ色でした。
マスクやツノ、胸の丸は別パーツの白成形で塗装しやすいです。右腕は肩と一体成形なので上腕を塗るのがちょっと面倒。
靴底は別パーツですが、足裏はつるつるでキャタピラはありません。
胴体は腰で上下に分割されていますが、バックパックが干渉してあまり回りません。左腕がガトリングのギミックのため肩から外れますが、その接続軸を使って横ロール可動になっています。他は首と手足の付け根のみ可動。
手持ち武器は設定上もビームナイフしかないので、それのみ付属。
胸のガトリングと右肩のミサイルランチャーは差し替え無しで展開可能。右腕のグレネードランチャーもスライドで伸縮します。腕自体が短いのであまり変わり映えしませんが。あとグレネードランチャーは銃口が平面ではなく穴が成形されています。
膝のミサイルはそもそも脚が短くて膝が無いので省略されています。
インナーアームガトリングの装着は差し替え式。ガトリング側のカバーと腕を取り外し、左肩をガトリングに取り付けます。銃口付近は別パーツでこちらも開口されています。
■No.46 ガンダムエアマスター (2009.01.02.)
例によってエアマスター・バーストの発売は最初から考えていなかったっぽいですが、これまたギミックの再現度は高いです。
丸顔のDXやレオパルドと比べるとやや面長です。写真ではマスク上段の段差部分を黒く塗って眼がちょっと大きく見えるようにしています。
成形色は白と赤の2色。胸のダクトやアンテナとその基部等が別パーツ化されていて塗装しやすい構成ですが、赤の上から白を塗る箇所が多いのがやや手間です。
腰が回る他、変形のために爪先を折り畳めます。
武器はライフルのみ。1パーツで片面に穴が開いています。
ファイターモード。頭は取り外す必要があり、機首の移動は差し替えですが、胸部の回転、羽根の展開、爪先の折り畳みは差し替え無しで可能。ライフルは設定通り腕に固定されます。
頭が余るとはいえフォルムは飛行機っぽくなっていい感じです。
で、3機並べてみました。