No.163 武威凰大将軍 輝羅鋼極彩
 
通常のメッキとインモールドを併用していたため、今回もメッキパーツは仕様変更無しで残っています。また、極彩シールをクリアパーツの表ではなく裏側から貼る仕様になっています。シールは粘着面の側に模様が印刷されていて、材質も他の極彩シールとは違っています。
 あと私は旧版を持っていないので伝聞情報ですが、箱が一回り小さくなっているそうです。

 飛駆鳥大将軍の長男。だいたい後半まで出番が無い大将軍には珍しく中盤から登場していますが、後に真打がいたので前座扱いです。
 中期以降の大将軍では珍しく、青抜きで三代目以前に近いカラーイメージになっています。

 輝羅鋼パーツのランナーはこんな感じ。樹脂は無色ですがラメが入っていて若干緑がかっています。左に見切れているのがシールですが、模様は裏側なので表は全面銀色です。
 で、この武威凰のシールは樹脂フィルムに金属箔を付けたような感じで、他の物より金属光沢が強くて当時品に質感が近い反面、凹凸への追従性はかなり低くなっています。羽根の先端付近に突き出しピンの後みたいな突起があるのですが、これを残したままだと周囲が浮いてしまうので貼る前に削ってしまった方がいいです。
 位置決めもけっこう難しいというか、他の極彩シールより粘着力がかなり強いので一度貼ったものをはがすのは困難です。私は水貼りを試してみましたが、そのまま貼るよりは多少マシという程度でした。(※武威凰以外の極彩シールは紙を使っているので、水貼りだとたぶん悲惨なことになります)

 軽装。兜と背負い物以外は固定ですが。
 胸と腰は別ブロック化されていますが、変形のために折れ曲がるギミックが入っているため横には回りません。あと首関節も固定されています。
 肩は上腕との接続部にポリが入っています。

 瑞光の鎧装着形態。というか兜を被っただけです。
 前立て、胸、肩のクリアパーツは裏に極彩シールを貼る仕様ですが、頭と胸は下がメッキパーツなのでシールは貼らずに表面にクリアグリーンを塗ってみました。肩はシール。
 兜の吹き返し部分は見本写真だと銀メッキですがパーツは金メッキ。写真は模様部分以外の表面のコーティングを落とした状態です。

 素体は飛駆鳥大将軍と同じくらいのサイズ(兜に互換性あり)。

 サポートメカの構成パーツ以外の武装は刀の光明丸のみ。鞘は金具がメッキで別パーツ化されていますが、本体は1パーツで内側に穴が開いています。

 サポートメカ・対翼鳳凰。羽根はXウイングみたいに開くのが正解ですが、台座でもないと下側は開けないし上も自重に負け気味だしでちょっと無理。
 なお、大砲には特に発射ギミック等はありません。

 サポートメカと合体。なお、バックパック(羽根と武装以外)は分離時には余剰になります。武威凰につけておいても特に問題はありませんが。
 あとバックパックは成形色と説明書のイラストでは白ですが、見本写真だと黒(ガンメタ)で塗装されています。
 配色設定はブロック毎の色分けは成形色に準拠していますが、模様は基本的にシール頼りなので塗装はそれなりに大変です。
 両腕に回転銃盾と大刃盾、背中に大目牙対翼撃砲が追加されますが、腕武器が邪魔で腕を前に向けないと立てません。
 羽根は実にきれいですが、シールがずれたりゆがんだり気泡が入ったりとかそういうのは気にしないのが一番だと思った。あとポリを多用した可動式ですが関節が羽根の自重に負け気味です。

 輝星鳳凰形態。組み替え変形です。

 頑駄無轟炎王との合体ギミックがありますが、以前組んだ轟炎王が行方不明なのでそっちの写真はまた今度。

 

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