No.369 ガンダムAGE-1 (2012.03.11.)
半年振りのBB戦士新作キット。説明書はいわゆるリアル系としては久々の漫画付きで、コミックワールドという名称も復活しています。
既出の他のAGE-1のキットとは異なり、コア1個とノーマル、タイタス、スパローのウェア3種のセット。さらにウェア輸送メカも付きます。
ポリパーツはウイングEW以降の新型が2枚入っています。
あと、ランナーには3形態のパーツが入り混じって配置されていて、特にスイッチも無いのでバラ売り等は特に想定していないみたい。
・ガンダムAGE-1ノーマル
成形色仕上げなら赤と黄色は塗る必要がありません。青も足りないのはシールドだけ。ノーマルでは白も手の甲とカカト付近が足りないだけです。
肉抜き穴の露出は上腕、手、足裏、ツノとシールド裏面くらい。
眼シールは瞳無しのものも付属しますが、造形的には瞳有りの状態がデフォルトのようで赤い隈取もありません。
あと、タイタスとスパローでは太股が明確に造形されていますが、ノーマルのみ股関節フレームが直接膝につながったような造形です。
関節構造はウイングEWとだいたい同様。
身長は00以降のリアル系と同程度ですが、脚がやや太くなっています。
武器はライフルとシールドのみでサーベルはありません。3形態ともに手は拳のみ。
シールドは白成形の1パーツ構成で、腕ではなく手に持つ構造。
ライフルのフォアグリップは固定なので収納できません。銃身とグリップの長さの比率がデフォルメで崩れたのでどのみち本来の位置には収納できませんが。
ライフルは両手持ち形態に変形可能で、両手持ち自体も可能。
シールドも手に持つ構造なので両手持ちと両立できませんが、バックパックの穴が同じ径なので取り付け可能。
ライフルは腰後面に取り付け可能。腰の突起をライフルの穴に差し込む構造で、スパローのナイフも同様に接続します。
なお、手の武器穴が三国伝と同サイズになっているので、従来のリアル系BBとは武器の互換性がありません。写真のサーベルはユニコーンのものですが、穴が緩いので固定できていない状態。
・ガンダムAGE-1タイタス
腰装甲の変化も組み替えで再現してあります。手足は丸ごと外して入れ替えるだけ。
上腕だけ白いですが他のパーツは見事に赤1色です。ただ、クリアパーツはタイタス専用なので使っている色数だけで言うと他の2形態より多かったり。
関節構造はノーマルと同様。
ショルダータックルとラリアット用のビームエフェクトがクリアパーツで1個ずつ付属。膝のはありません。サーベル刃で多用される軟質材ではなく固いプラ製。
肩のはそのまま穴に被せるだけで、腕のは肩から腕を外してから取り付ける構造。
肩が横には上がりにくいのでラリアット的なポーズは苦手。
なお、腕を塗装する場合はパーツを削ってクリアランスを確保しておかないと、せっかく塗った白がラリアット用エフェクトでがりがり削れてしまいます(経験談)。
・ガンダムAGE-1スパロー
手足の成形色はグレーと青を使っているのでタイタスよりは色分けが多いですが、HG同様ダークグレーはグレーで代用されています(肩と太股〜スネが青、腕と足はグレー)。
ポリパーツが2組しか入っていない関係で前腕に入るポリが無くて、それに伴い肘と手首は固定になっています。前腕がノーマルより細いので、ポリを入れるクリアランスが取れなかったのかも。あと上腕と手も2パーツ貼り合わせになったおかげでノーマルやタイタスにあった肉抜きが無くなっていたりもします。
腕のスラスターは開いた状態で固定。膝のニードルガンはありません。
シグルブレイドが付属。グレー単色成形で、刃はHGと同様にシールで色分けされています。
上腕にロール軸があるので手首固定はある程度補えないこともないです。
自前の台座はありませんが、股間にはジョイント穴があります。
・サポートメカ・アメンボ
白単色成形の1パーツ構成で、すごくシンプルです。
手足を最大2セット分+武器も取り付け可能ですが、腰装甲は取り付けられないので余ります。
サポートメカ本体の背中に合体することも可能。この場合ウェアは1組のみ装着可能です。
ロングホーントレイン形態(仮)。あと、サポートメカと手足だけでロボっぽく見せることも可能です。
・その他
ヘルメットに相当する部分が着脱可能で、頭部をいわゆる軽装形態みたいな状態にできます。中身の前半分はマスク以外赤成形ですが、少し赤を残して塗ってみました。
中身の形状やジョイントが三国伝のものとは異なるので互換性はありませんが、一応三国伝の兜も被れなくはないです。AGE-1の方が頭が左右に細いので、逆の組み合わせだと頭が入りません。
なお、発売予定のAGE-2とはヘルメットの互換性があるらしいです。