No.373 武者頑駄無
 レジェンドBB第2弾。
 ランナーにはおまけの足軽パーツの他、装甲の一部にも差し替え用のスイッチが入っています。

 軽装。騎士より色分けの多いデザインですが、足首装甲等も分割されています。
 軽装の背中にバックパックっぽいものが一体化していて、鎧装備時にはその上からさらにバックパックを取り付けます。
 関節構造はだいたい騎士と同じ。
 腰は黒い中身に赤いガワを被せる構造ですが、軽装でもつけたままがデフォルトになっています。横と後ろのものは外せなくもないですが、正面は中央ブロックの下半分だけ中身と一体化しているので外すとちょっと不自然な感じ。
 他にも肩装甲基部の形状が違ったり額にジョイント穴が追加されたりで、鎧の着脱構造は騎士とは意外と相違しています。
 なお、鎧の台座は付属しません。

 鎧装備。縁取りやリベットを全部塗ると相当クドいことになりそうだったので、旧デザインの配色に近づける方向である程度自重して塗ってみました。
 メッキ以外全塗装していますが、色味の統一と質感の調整が目的で色自体は成形色からそんなに変えていません。
 兜の前立てと吹き返しの丸い装飾がメッキです。うん、やっぱりツノはメッキがいいよね・・・。
 トサカは白成形。胸鎧は上面が金、ダクトとコクピットハッチが赤で別パーツ。腕装甲は金単色成形です。
 烈火武者では肩鎧がバックパックから生えていましたが、今回は肩ブロックと鎧基部を軸とボールの二重関節でつなぐ構造。あと側面の板がさらに軸可動です。

 兜の吹き返しはボールジョイント、後部の錣(しころ)は軸可動。これで肩との干渉がけっこう避けられます。
 リベットも別パーツで、一体成形のものより立体感が出ています。

 骨格はだいたい同じですが、鎧のボリュームバランスの違いでちょっと体型が違って見えます。

 せっかくなので初代キットと。

 武装は恒例の刀、ナギナタ、種子島の3点セット。ほぼ単色成形ですが、鞘の鯉口はメッキパーツで色分けされています。
 刀は腰、他2つはジョイントを介して背面に装着可能。ジョイントの径は共通なので刀を背中につけたりもできます。
 手首パーツは左右の穴開き拳の他、左のみ平手が付属。平手の肉抜きは甲ではなく掌側です。

 眼は騎士と同様に裏返して2種類から選択可能。シールは4種類付属します。
 刀の鞘は3パーツ構成で、側面に穴はありません。なお、腰装甲は右側にもジョイント穴があります。

 種子島は2パーツのモナカ割り。

 ナギナタは白成形ですが、柄は軽くヤスリがけしてから黒く塗りました。刃の付け根あたりに肉抜きがあります。
 烈火武者のものよりボリュームアップしていていい感じ。

 あと足軽璽武(ジム)の頭部パーツが丸ごと付属。ちゃんと後頭部まで専用パーツです。
 ジム系は小さかったり限定キットだったりで標準サイズの頭部パーツがなかなか無かったので、改造素材としても色々使えそう。

 専用の装備として陣笠が付属。武器は武者のものを使い回します。

 腰側面の装甲も外した方が上半身とのバランスが取れるかも。

 兜のジョイントは共通で、陣笠も互換性があります。

 騎士やコマンドと比べてもちょっとアレンジで線を増やしすぎじゃないかとか思わないでもないですが、キット自体の出来は実にいい感じです。

 

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