No.388 ビルドストライクガンダム フルパッケージ
LGBB等と同型のポリを採用していて、既出の500円のストライクガンダムとのパーツ共有は特にありません。
素のストライクへの流用も想定してあるようです。
まず軽装のようなもの。LGBBとの互換性がある程度確保されていて、ヘルメットの他に肩装甲の白い部分、前腕、胸部前後、腰前面の装甲が外れるようになっています。腰サイドスカートは固定ですが、サーベルラックは着脱可能。
眼はAGE各種と同様に、パーツの差し替えは無くて瞳の有無はシールの選択のみで処理されています。造型自体は眼とマスクの間の隈取が無くて瞳有りがデフォルトっぽい感じ。
外せる装甲を付けた状態。成形色は顎、肩装甲の一部、足先、武装が赤、胸部とブースターが青、他は白。
ストライカーユニット接続部は丸穴ではなくLGBBや三国伝の背中と同じ縦長の四角い穴になっています。あと両脇の丸穴は素体の背中のものとは間隔が違うので、丸穴を使うバックパックを他のキットから流用する場合は背中の装甲を外す必要があります。武装は強化ビームライフル、シールド、サーベルが付属。成形色は全部真っ赤です。
ビルドブースターは青単色成形。分離形態への変形も可能ですが、中央部と左右のエンジンポッドと主翼は丸ごと一体成形なので設定どおりの形にはなりません。あと機首とビーム砲も差し替えが必要。ビルドブースターに武装を取り付けることもできます。あと羽根に決まった用途の無い3ミリ穴があるので、そこにも何か取り付けることが可能。
合体してフルパッケージに。羽根は固定ですが、真横ではなく若干後ろに反るように角度がついています。
ライフルはいわゆるモナカ割りで、シールドは1パーツ構成。シールドは軸を肘のジョイントに直接差し込む構造です。ブースターのビーム砲は脇から前に出せます。グリップは省略されています。
色分けはともかくボリュームは値段の割にあります。
で、以下他のキットと絡めた組み換えをいくつか。
一応1/144のビルドブースターも取り付け可能ですが、あまり安定しません。
元の羽根もけっこう大きいので、案外印象が変わりません。
LGBBと比べると頭部が左右に細いので、兜を流用すると顔の両脇がちょっとスカスカします。また、ビルドストライクのヘルメットはLGBBには開口部がちょっと小さくて入りません。あと額に丸穴が無いので劉備ガンダムの兜みたいなのは装備不可。
じゃあAGE系ならサイズが合うのかと思ったら、側頭部の凹凸が引っかかって被れません。逆にAGE系キットにビルドストライクのヘルメットを被せることは可能。とりあえず3人分ほど盛ってみました。なお、コマンドのヘルメットは被れますがマスクの取り付けは不可能。