騎馬ブレイカー その1
  アニメ展開でホビー事業部(プラモデル)以外の商品が投入されるようになった三国伝の中でも独自路線っぷりが際立っている逸品。ボーイズトイ事業部製です。
 馬の首が生えた四輪車という凄まじい代物ですが、幽州軍の白馬陣として本編にも登場しています。
 電動モーター内蔵の競技玩具。見るからにクラッシュギアの流用商品かと思いきや、コンセプトを継承しただけで個々のパーツは新造でした。・・・いや、流用前提じゃなかったことでかえって企画の意図の謎が深まった気もしますが。
 構造的には内部の駆動系のパーツ点数が削られて組み立てやすくなったり電池が2本から1本に減ったりしているそうです。私はクラッシュギアは持っていないので伝聞情報ですが。

 2010年8月時点で6種類がラインナップされていますが車体そのものは全種共通で、馬のデザインの相違はバンパーまたはフロントカウル的なパーツの変更で処理されています。
 呂布以外は発売の時点でアニメでの鎧変更が済んでいますが、造形も新デザインに準じたものになっています。
 モーター以外は車体内部のギア配置も含めて組立式で、塗装済みの箇所も無いというプラモデルに近い仕様。分類が模型ではなく玩具で低年齢層向けで組立式、ということである意味元祖SDの後継者・・・と言えないこともないような気がちょっとしないでもないです。

 

■龍装 劉備ガンダム+白銀流星馬 (2010.07.31.)
 初期ラインナップ6種のうち4種は上の人が(この時点では)専用馬を持っていないので白銀流星馬を使い回していますが、カラーリングはそれぞれ独自のものになっています。

 組立前のパーツはこんな感じ。他にモーターや金具、ギアが付属。なお、モーターと電池の接続はミニ四駆とかと同様に金具のみで構成され、導線は使いません。
 騎馬のホイールおよび劉備のツノはポリプロピレン、それ以外のランナーパーツはABS樹脂製。騎馬と上の人のランナーは完全に分離されていて、劉備本体の成形色は白と金の2色だけです。

 ついでにシールも。プラモデルと違ってホイルシールではありません。普通の紙シールなので曲面や凹凸にはあまり追従できなさそう。
 横に写っている青いパーツは組立用の治具。シャフトへのギアやホイールの取り付けに使うもので、上の写真の青ランナーに含まれています。
 バンパー中央と旗の文字のみ色違いで2種類付属して選択式。

 まず劉備。瞳はモールドが入っているのでそれに沿って塗ってみたら、妙に黒目がちでキラキラした眼になりました。なお、眼の縁の黒はモールドがありません。
 ツノのみ金色で他は白単色成形。腕・脚は一体成形で穴が開いています。
 可動箇所は騎乗のために股関節が横に開くのみで、肩や首は固定。
 眼の上のヒサシ部分がツノと一体化していて別パーツなので眼の塗装やシール貼りがやりやすいですが、そのせいで本来白い部分も金色成形になっています。
 ポリプロピレンは模型用塗料が定着しませんが、まあ剥がれたら塗りなおせばいいやってことで塗ってしまいました。昔の元祖SDのツノよりは塗料の食いつきがいいです。あと本体の白もいかにもABS的な質感だったので全塗装しています。

 プラモデル版と比較。BB戦士で言うと子武者くらいの大きさです。

 シリーズ共通の仕様として、右手に付ける武器と背中に付ける旗が付属。いずれも1パーツ構成。左手にも穴はありますが、付属武器ともプラモデルの武器とも軸径が合いません。
 武器の交換でカスタマイズが可能、とのこと。
 ちなみに旗の中央の六角形の塗りムラは、どうせ上からシール貼るんだしっててきとうに塗ったけど2種類あるうちどっちを貼るか迷って結局判断を先送りにしたというどうでもいい経緯の結果です。

 白銀流星馬。せっかくなので白馬陣仕様を参考に塗ってみました。もっとも細部の形状がけっこう違うので配色もてきとうにそれっぽく塗ってみた程度ですが。
 写真は青い部分もバンパーの塗装部と色を揃えるために全塗装しています。
 ちなみに画面で見る限りだと白馬陣の流星馬は首以外は飛影鋭と同じ配色みたい。
 ツノはともかくホイールのポリプロピレンは塗装しても剥がれやすいので、塗るのはお勧めできません。呂布あたりのホイールが茶色のを使うのが無難そう。
 前後にシャフトが貫通したモーターを車体中央に配置、両端にギアを付けて前輪と後輪に動力を直接振り分ける四輪駆動。ギアにグリスを塗ったりはしません。上記の治具のおかげで組立はかんたん。
 電池はモーターの上に配置されています。その上にカウル(鞍)を被せてさらにその上に武将が騎乗するので、かなり上下幅があります。
 車体後面の赤いパーツが電源スイッチ。競技には専用の闘技場(コース)が必要ですが、ただ走らせるだけなら床とかでも普通に走ります。意外と速いです。
 あとホイールの回転に連動してバンパーが前後に動くギミックがあります。馬の首もバンパーに固定されているので一緒に前後。このギミックのためにバンパーは車体の駆動部に挟み込まれているので、着脱するためには車体を分解する必要があります。

 騎乗するとこんな感じ。上の人はプラモデルより小さいですが、それでも箱絵やアニメ版での描写と比べると上の人に対し車体、特にバンパーと馬の首のボリュームが足りない感じです。
 劉備の胴体内にスプリングが入っていて、ストッパーで反発力を押さえて固定するようになっています。で、劉備の旗に武器を当てて横方向に一定以上回転させると、ストッパーが外れて劉備が飛んでいく、という構造。

 事業部が違いますが、プラモデルとの連動ギミックとして、脚のスネ部分を専用パーツと交換することでプラモデルの武将を騎乗させることが可能です。足首のポリボールはキットから外して取り付ける必要あり。
 このパーツは車体のランナーに入っているので全種共通ですが、スネは初期劉備に近い形状になっています。

 騎乗させずに直立も可能です。足首は曲がりますが脚の付け根は固定。

 で、乗せるとこんな感じ。どうにも上の人が大き過ぎる気がしますが、まあ。
 こっちの状態だとスプリングは入っておらず、接続パーツの弾力で車体に固定しています。

 逆に騎馬ブレイカーの上の人をプラモデル版の白銀流星馬に乗せることも可能。こっちは特にそういう仕様とかではなく、ただ乗せてみただけですが、足がちゃんとステップに乗るし収まりはいいです。

 

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