BB戦士三国伝 戦神決闘編 その2

■No.324 部隊兵 (2009.04.29.)
 三国伝において名無しの兵士として大量に登場する部隊兵がまさかの一般流通です。
 なお、ボンボン版やケロケロ版によるとあの世界の民衆はジム顔がデフォルトの模様。

 元々はアジア方面でキャンペーン用に作られたキットなので、税別400円で3個入りという低価格の代わりにかなりシンプルな構造かつ小柄になっています。
 箱は三国伝標準より左右幅が狭くて他は同じというガンプラではあまり見ない寸法です。コストダウンのためか組み立て図は箱の内側に印刷されており、説明書はありません。つまり漫画も無し(箱側面に1コマ漫画的なものがありますが)。

 キット内容。本体は機駕(赤)・翔(青)・轟(黄)の3色のランナーが各1枚入りです。董卓軍仕様のモノアイ顔のパーツは入っていません。
 シールは眼の緑色のみで、白い部分は要塗装。あと紙製の旗が付属します(自分で切り出す必要あり)。シールの黒い部分は旗を旗竿に固定するためのもの。

 普段はたいてい塗り分けを増やすアレンジをしていますが、今回は逆にちょっと減らした手抜きアレンジになっております。いやこのパーツ構成で上腕をきれいに塗り分けるとか勘弁していただきたい。
 腕と足先は各1パーツで、腕は後ろに穴が露出します。肩と足首の接続はボールジョイントですがポリパーツは使っていません。他には可動箇所なしで、首は固定。

 ちーびー戦士を縦に伸ばしたような大きさ。他の三国伝キットよりかなり小さいので、普通に並べるとちょっと不自然です。轟強襲水軍の皆さんよりはマシですが。

 武器は戦戟と盾、旗竿が付属。軸径は他のキットの武器と共通です。
 盾は裏側に垂直な軸が生えていて、それを手で持つ構造。軸が短いのでやや持たせにくいです。

 で、1箱分並べるとこんな感じ。

 さらに倍。そういうわけでとりあえず2箱分組みました。

 普通に並べるとサイズ差が目立ちますが、後ろに置くと違和感が緩和されるような。

 武器の軸径は他のキットと共通で互換性あり。旗竿を手に持ったり盾を背中につけたりもできます。

 水軍セットのパーツで弓兵をでっち上げたりすることも可能。

 盾は上下左右に連結可能。大きい盾にしたり横連結で陣地っぽくしたりさらに巨大な盾を作ったり色々できます。

 単体のキットとしては安いぶん簡素で物足りない面もありますが、数を並べると楽しいです。塗装は手間だけどもう少し追加して並べたいなあ。

 

■No.325 徐晃サーペント (2009.05.30.)
 徐晃は元々は董卓の配下に仕えていた武将で、後に曹操に帰順。その後は曹操軍の武将として活躍し、曹丕、曹叡まで三代にわたって仕えています。有能な指揮官かつ謙虚で人望もあったとか。
 大斧を使っていたという話は演義でのもの。
 あと魏の五大将軍の一人。なお、三国伝での機駕五将とは異なり五大将軍には夏侯惇と夏侯淵は含まれず、代わりに三国伝未登場の楽進と于禁が挙げられています。

 三国伝ではボンボン版第1部で董卓軍の武将として登場、その後張遼とともに曹操軍に下って衛将騎団入り。赤壁の後で機駕五将の一人・車騎将軍に就任しています。説明書漫画では第3部から登場。
 当初は大きい鋏のような武器を持っていましたが、キット化の前に斧に変更されています。
 あと公式でテレビ顔呼ばわりされました。
 演者のサーペント自体はいわゆる平成ガンダムの量産機としては珍しく、1/144と1/100の2つのスケールでのキット化を果たしています。

 なお、6月に曹操、曹丕との3体セットが発売予定で、そちらでは成形色が変更されるようです。

 軽装。首周りの布っぽい部分は胸部とは別パーツになっていて取り外せます。成形色は胸と同じ青。
 手は左右ともに丸穴の拳のみ。
 スネは張遼等と同様に、ガワと骨格の2パーツ構成。太くてボリュームがあるせいで可動範囲はやや狭いです。
 設定画や説明書漫画では青い部分はやや緑色に近い色味ですが、成形色は普通の青です。白い部分も普通の白なので、成形色だけ見るとガンダムタイプMSっぽい。
 で、青い部分はケンプファー用グリーン、白い部分はライトグレーで塗ってみました。
 あと写真では使っていませんが、付属の眼シールにはイラストのようなハイライトが描き込まれています。

 フル装備。背中の羽根っぽいパーツ(名前なし)は曹操ガンダムの強化パーツを兼ねています。このパーツの下にバックパックもあります。

 武器は双斧の豪鉄火が付属。

 2種類の連結パーツとの組み合わせで鉄火盾(盾)、鋏刃戟(両刃の長柄斧)、双鉄火(長柄の両端に斧が付いた状態)に変化します。

 兜の前立て、肩鎧、バックパックを組み合わせた鉄火錬武。腕関節で重量を支えられないので、とりあえず手元にあったゾックを置いてみました。
 肩鎧の部分は何個でも連結できるので、キットが複数あれば延長可能です。
 あと武者ヘビーアームズのガトリングがそのまま流用できるらしいですが、キットが行方不明で試せませんでした。

 で、強化パーツを曹操に装備するのは曹丕の発売まで取っておくとして、背中の汎用ジョイントに対応しているのでほとんどのキットにはそのまま装備可能なので、とりあえず背中がスカスカしている人につけてみました。

 各部の軸も統一規格なので、分解しててきとうに装着することもできます。

 

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