BB戦士三国伝 戦神決闘編 その3

■No.327 曹丕ガンダム (2009.06.07.)
 曹丕は曹操の3番目の息子で、上2人が早くに死んだこともあって嫡子として扱われています。後に曹操に正式に後継者として指名され、曹操の死後にその後を継ぎ、帝位の禅譲を受けて魏の初代皇帝に(曹操は生前には皇帝になっていません)。
 内政に手腕を発揮していますが、帝位についてから7年で病死しています。
 あと曹操が袁家を攻め滅ぼした際に袁紹の次男・袁煕の妻だった甄氏を自分の正室にしていますが、後に自害させています(経緯には諸説あり)。他にも後継者を争った弟・曹植、曹操の長男・曹昂を討って後に曹操に下った張?、関羽に降伏して生還した于禁らへの処遇から陰険な性格とされていて、特に目立った失策が無い割には評判がよくないです。

 三国伝では行方不明になった曹操の実子・後継者として第2部エピローグから登場。なんか司馬懿の操り人形というか曹操の噛ませ犬というかそういう印象が拭えない扱いを受けています。あと公式でシスプリ。
 威天剣と星凰剣は説明書漫画ではいずれも曹丕の武器として第3部で初登場しましたが、ケロケロ版では星凰剣のみ第2部で登場し、赤壁戦で曹操が使用しています。

 キットは成形色を変更した曹操、徐晃との3体セットも同月発売ですが、曹丕単品の方が2週先に出荷されています。

・ 曹丕ガンダム(通常装備)

 軽装。・・・誰だこれ。
 機武帝セットも予約済みなのでで、そっちは成形色仕上げにしないと意味が無いよなあ、ということでこっちは設定を無視して元ネタのGXを意識した配色に振ってみました。
 手首は武器穴が長方形の拳型のみです。

 フル装備。やっぱり曹丕のキャライメージ的には明るい配色は合わない気がします。あと紺色のパーツを白く塗りつぶすのは面倒臭かったです。
 胸部の装飾の緑色の部分はクリアパーツ。前立ての赤いパーツは一体成形で不透明。
 バックパックや手等はガンメタではなくダークグレー成形。設定の配色だとマントも同じ色ですが紺色で成形されています。
 背面にはマントの他に、後述の合体武器用パーツと黒翼刀を取り付け可能。中身のバックパックはGXディバイダーのものに近い形状です。

 武器は黒翼刀(ダークグレー)、威天剣(金)、星凰剣(青)が付属。威天剣と星凰剣の丸い緑色の部分はクリアパーツです。
 最初は威天剣と星凰剣の刀身を全部金と青で塗ってみたのですが、威天剣が兜やマントの金色に埋没してしまうし、あと劉備の武器と差別化したかったので刃の外周だけ銀色で塗ってみました。

 威天剣と星凰剣、両肩の装甲の一部が合体して光天七星戟に。ハモニカ砲だぜ。

・機武帝 曹操ガンダム

 徐晃サーペントの羽根と曹丕ガンダムの武器および胸の飾り、兜の前立てを曹操に装着した状態。
 なお、曹丕の肩鎧には羽根を取り付けるジョイントが無いので、鎧ごと交換しないと曹操と同じようには羽根を装備できません。

 威天剣と星凰剣は連結可能です。

・曹丕ガンダム(皇帝用装備を取られた後Ver.)

 曹丕の兜には余った曹操の前立てを代わりに取り付けることができます。
 通常装備だと隠れていますが、兜の耳ダクトや胸装甲はGXに近い形状になっています。

 光天七星戟から剣を取った残りを盾のように装備できます。

 黒翼刀はパッケージに「高貴な者のみが持つことを許されるという漆黒の刀」と記載されていたので、刃はグレーやガンメタより黒がよさそう、ということで光沢の黒で仕上げてみました。
 ところでこの設定、ちょっと馬超病っぽい雰囲気があるような気がしないこともないです。

 ※2009.06.27.追記

 意図された仕様なのかどうかは不明ですが、曹操の前立てのうち左右の白成形のパーツを曹丕(機武帝)用の前立てに取り付け可能です。

 ただ、これをやるともう片方の前立てが寂しいことになりますが。

 

■No.328 白銀流星馬 (2009.06.27.)
 なんか凄そうな名前がついていますが、要するに汎用の馬。
 基本的には趙雲ガンダム付属の飛影閃の色を変えたものです。翔列帝付属の的廬は同じ「センバ」ランナーを流用しつつ頭部の形状が変更されていましたが、白銀流星馬は形状に関しては飛影閃と全く同じ。
 3体セットの部隊兵と違い1体入りですが、三国伝シリーズの最低価格をさらに更新する定価税別300円です。
 飛影閃や的廬と同様に、手綱用のリード線が付属。シールも付属します。説明書は部隊兵同様に箱に直接印刷されていて、漫画は無し。

 そういうわけでまずは成形色仕上げの設定カラー版。銀色のプラの質感は案外いい感じです。
 ポリパーツ無しで、首と脚の付け根、膝がそれぞれ1軸可動。

 別売りのキットを乗せたり乗ったり。腰の前後の装甲形状によっては安定しにくい場合があります。

 続いて、全く同じものを2個塗るのもなあ、ということで別カラー版。ジムVとかネロとかあの辺のイメージで赤緑反転でてきとうに塗りました。

 騎馬隊だって編成できます。なお、黄忠は背中が重いのでフル装備で騎乗すると安定性が悪いです。

 そして3個目はモノアイ仕様。夏侯淵ダラスが説明書漫画で乗っていたアレを再現・・・しようかと思ったら案外形状が違う部分が多いので、眼の上のヒサシの形状だけ加工して後は塗装のみ。
 紫色の部分は成形色の銀の上からガイアカラーの純色バイオレットを直接塗っています。

 

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