BB戦士三国伝 戦神決闘編 その7

■No.352 戦神合身 蚩尤ガンダム (2009.12.20-23.)
 蚩尤ノイエ・ジール、司馬師ペーネロペー、司馬昭クスィー、司馬炎ザクU、暗黒玉璽サイコガンダムの5体セットで、これが全部合体して蚩尤ガンダムになります。完全新規キットとしては三国伝の今までの最高額をダブルスコアでぶっちぎってBB戦士全体でも最高額記録を更新する超大型キット。
 蚩尤は武将ではなく古代中国の戦神。牛の頭と蹄を有する姿で、武器を開発し黄帝と対立したとされています。
 あと分離形態の人の元ネタですが、司馬師・司馬昭は司馬懿の長男・次男で、司馬師が息子がいないまま早死にしたので司馬昭がその後家督を継承しています。いずれも謀略により皇帝である曹家の勢力を削いで簒奪の下地を作っており、相当に容赦の無いこともやっているので悪評も多いです。
 で、司馬炎は本来なら司馬昭の息子で、その路線を継承して晋の初代皇帝に。呉を滅ぼして三国統一を達成していますが、統一後の評判はあまりよろしくないという割とよくあるパターンになっています。
 なお、「暗黒玉璽」に相当するものは原作には存在しません。演義では玉璽を持っていた人間は軒並み横死したうえに最終的な玉璽の所在は不明になっているので、それ自体に暗黒な感じがしないこともないですが。

 三国伝では司馬師・司馬昭・司馬炎は三兄弟として登場。蚩尤に関してはまだ詳細は不明です。

 キットは一部クリアパーツ採用ですがメッキは無し。従来の三国伝大型キットと同様に、ランナー上でパーツが入り混じっていてバラ売りは想定していない設計のようです。
 説明書は今回も1枚の紙を折り畳んだもので、かなり大きめ。漫画は8ページとキットのボリュームの割には短めです。

・蚩尤ノイエ・ジール

 全身緑色な印象ですが、緑と金に加えて赤とガンメタとクリアパーツまで入っていて成形色は割とカラフルです。クリアパーツは青緑色。
 モノアイは向きが違うシールが3種類付属。設定上は中央にヘビのような瞳孔がありますが、個人的な好みで見なかったことにしました。
 専用の台座が付属します。分離形態の5体にはいずれも足裏の名前スタンプが搭載されていますが、
蚩尤のみ足が無いので台座裏に付いています。

 関節はポリボール入りで割と動きます。手は腕とは別パーツですが手首は固定。

 モビルアーマーにしては小さいですが、そこそこボリュームがあります。

・蚩尤魔装形態

 孫策との合体形態。胸部以外は汎用の鎧ジョイントで接続し、孫策の兜と肩鎧、バックパックは余ります。
 肩装甲は分解して前後から挟み込む構造ですが、固定がかなり固いので組み替えは手間です。というか気をつけないと破損するかも。

・司馬師ペーネロペー

 軽装(のようなもの)。せっかくなので眼は普通に描いてみました。
 腰のパーツは箱絵と見本写真・説明書で司馬師と司馬昭のものが逆になっているのですが、設定画も箱絵と同様なのでそっちに合わせて説明書の組み合わせとは逆に組んでみました。
 兜が脱げないのと、胴体に合体のための構造が入っていて腰が回らないのを除けば単体キットと似たような構成で、関節も三国伝標準ポリパーツ入り。
 肩と腕の装甲は汎用ジョイントで接続しますが、胸と背中は互換性なし。
 
司馬師、司馬昭の2人とも手首は予備無しで、左右ともに丸穴付きの拳のみです。
 額にはクリアパーツが。

 なお、これとサイコの足先も含めて赤いパーツの成形色は全部シャアザク胴体色に合わせてあるので色味は暗めです。写真では普通の赤を塗っています。

 鎧装備。肩と腕の装甲が各部に干渉してあまり動きませんが、肩は装甲の角度を調整すれば多少は改善できます。あと脚はボールジョイントを奥まで差し込んだ状態から少し引き出すと開脚範囲が広がります。
 GFF版設定だとペーネロペーのアンテナ中央は赤じゃなく青ですが、まあ気にしない。

 武器は白鵬景(剣)が付属。銀色のランナーも入っていますが全部サイコが使っていて、手持ち武器は三兄弟揃って白成形です。

・司馬昭クスィー

 軽装。基本的な構造は兄と同様です。
 こっちも額にはクリアパーツが。

 鎧装備。背中の羽根が無いのと腕装甲の形状の違いで、こっちの方が可動範囲がちょっと広いです。
 青いパーツは足先のみで成形色はかなり明るいですが、クスィーはもっと暗い色の方がそれっぽい気がしたのでそのように。

 武器は白鵬文(双剣)が付属。連結して白鵬双戟になります。

・司馬炎ザクU

 分離形態の5体では唯一クリアパーツがありません。
 脚は他のキットと同様にスネと足先が別パーツで、胴体にも他のキットと同じポリパーツが入っていますが、腰は固定で腕も肩装甲以外は1パーツ構成。全体的に可動は控え目です。
 肩装甲にポリボールが付いていて腕の穴に差し込むというちょっと変わった構造です。
 足の甲と腰のケーブルは色分けされていないので、塗装にはシャア的なピンクが必要。あと胴体の模様もシールで処理されています。
 小さいので足裏の名前スタンプは「炎」の1文字のみ。

 かなり小柄。逆に兄2人は他のキットよりちょっと背が高いです。

 武器は炎星武(斧)が付属。持ち主に対してかなり大型。刃の部分は左右貼り合わせで分厚くて肉抜き穴もありません。
 柄の直径は統一規格なので、小さくてあまり動かない炎より他のキットに持たせた方が見映えはよさそう。

・暗黒玉璽サイコガンダム

 本体の成形色はガンメタ。前立てにクリアパーツが付きます。
 見本写真だと脚の銀色が浮いている感じですが、成形色はもっと暗いので案外目立ちません。写真では一部をガンメタで塗っていますが成形色と色味が合っていないのは気にしない。

 写真で見ると案外小さいような気もします。現物はそうでもないのですが。

 関節はポリボール入り。この形態だと保持力は特に不足しません。
 腕は肘にも関節がありますが、軸関節ではなくボール接続なのであまり曲がりません。

 武器は特に名前が無いシールドが付属。刃が展開するギミックがあります。

 この形態でも司馬炎と合体、というか内部に収納可能。その場合は本来の首関節周辺のパーツを取り外して、司馬炎の頭にサイコの頭を被せる構成です。
 司馬炎のツノと肩装甲は取り外す必要がありますが、手足は丸ごと収納されます。足裏の穴をサイコの胴体内の突起に接続する構造ですが、脚に関節が片側2箇所もあるので位置合わせがちょっと面倒。
 頭部はヘルメットと中身が別パーツで、司馬炎が入っていない状態だと合体形態用の顔も中に収納されています。

 中に司馬炎が入った状態だとマスクと胴体の隙間からピンク色がチラ見えします。

・戦神合身 蚩尤ガンダム

 司馬炎は胴体の中に入るため外から見えないし、中に入れなくても蚩尤ガンダム本体の合体には支障ありませんが、後述のように武器の合体には中に炎を入れておく必要があります。
 蚩尤ノイエはほぼ背中に張り付いているだけですが、腰装甲だけ分離して正面と両側面に。台座も合体して接地しますが、これが無くても自立は可能です。
 サイコは折り畳まれた脚が展開されて背が伸びます。脚自体の展開は差し替え無しですが、脚の付け根は一旦外して別のジョイントで接続しなおす構造。
 司馬師・司馬昭は腕と胴体をバラバラにして組み替え。胴体から腕をポリパーツごと引き抜く必要がありますが、腕だけ抜けてポリパーツが残ってしまう場合はポリのエッジ部分をてきとうに削ってやると抜けやすくなります。あとポリパーツを引き抜いた胴体側の穴が正面から中身まで見えるので、特に胴体を白以外で塗装した場合は穴の中も塗っておいた方がいいかも。
 炎のツノと肩装甲、師・昭のバックパック的なパーツ、サイコのシールド連結パーツ等は余剰に。
 蚩尤ノイエと炎は身長に全く影響しない扱いですが、脚が伸びて肩・腕も大型化するのでけっこうなボリュームです。というかノイエが背中に付いているせいで上下左右に加えて前後幅も大きくてものすごい塊っぷり。
 師・昭にはこの形態での肘関節に相当するパーツが入っているため、腕の可動範囲も意外とあります。この部分は見本写真だと白ですが成形色はガンメタ。ただし腕は保持力が今ひとつで、肩は自重で抜け落ちる場合も。

 武器は逢魔合身刀(炎・師の武器と師・昭のツノを合体させたもの)と天魔爆煉砲(どう見てもサイコの腕ですが、一応親指部分が移動しています)。

 逢魔合身刀は指先の穴に突起を差し込んで固定できますが、一応指の保持力だけで支えることも可能。

 天魔爆煉砲は左右のサイコ腕の連結用ジョイントとしてサイコの頭の中身を流用するため、司馬炎が中に入っていない状態では組めません。ただし蚩尤ガンダムとの接続ジョイントは腕側にあるので、連結していない状態でも装着は可能。

※追記(2009.12.31.)
 逢魔合身刀は師・昭のバックパックを介して手への接続が可能です。

 ピンと穴の間隔といい突起と切り欠きのかみ合わせといい、この用途を想定していたとしか思えない形状のマッチング加減です。ただし師の角は取り付け不可に。

 あと指に直接接続するとこんな感じ。足裏の穴は径が合わないので親指(っぽい部分)の穴を使います。

 

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