BB戦士三国伝 戦神決闘編 その10

■No.362 天熾鵬 司馬懿サザビー (2010.02.27.)
 戦神編の最終キット。アニメ化前の三部作の最終キットでもあります。既に一度キット化されているモノアイキャラが完全新規で再キット化というのも異例の事態だったり。
 司馬ビーが蚩尤ガンダムの魂でパワーアップした形態。機駕太傅バージョンでは顔だけ銀色でしたが今度は全身赤いです。
 キットは中間形態である機駕太傅より安い標準価格帯で、多色成形込みのランナー3枚+ポリパーツでメッキや特殊素材は無し。ボリュームを出すためかパーツ分割を控えていて、そのぶん他のキットより大きめのパーツがごろごろ入っていて箱の蓋がちゃんと閉じないくらいです。

 600円キットなので漫画も4ページだけですが最終回です。結末で2010年度以降の展開と従来のシリーズとのつながりが判明したり。

 一部形態には闇皇帝の顔っぽいパーツが付きます。武者シリーズの敵には闇皇帝に共通する要素の入ったデザインが頻出しますが、実際にキット化されたのは最初の闇皇帝とその流用の黒魔神、あとは魔殺駆くらいなので、改造の素材としても有用かも。

 軽装。前腕は2分割で汎用ジョイント無し。スネはフレームとガワに分割されていますが、初期司馬懿と違ってガワは1パーツです。足先は分割無しの1パーツ。肩装甲は一体化していて外せません。
 手は左右ともに丸穴の拳のみ。
 頭は基本的な形状はそのままですが、額の装飾が変化しています。そういえば司馬一族は4人もいるのに兜が脱げるのは1人だけなのか。
 成形色には赤系が普通の赤とワインレッド的な色の2色あります。今回は頭はガンメタではなく赤。肩はガンメタ、足先はパールイエロー単色です。
 で、赤とワインレッドが隣接するのが個人的に馴染めなかったので全部赤で塗ってしまいました。

 軍師形態。成形色の数は他のキットと同等ですが、色分けのためのパーツ分割はあまり無いので設定通りに塗るだけでも割と大変です。
 バックパックは左右2分割。

 初期司馬懿と比べると腰装甲が大型化し、逆に胸部は初期司馬懿より若干縮んでいます。

 獄凰形態。ナイチンゲールのファンネルコンテナ的な装甲を肩から背面に移動、兜と胸にパーツを追加。追加パーツは軍師形態では余ります。胸の追加パーツは銀色成形。
 胸のパーツ接続は互換性無し。兜はパーツ追加で中の顔がほぼ隠れるため、他のキットに被せても同じ顔になります。

 武器は冥黒の牙(剣)と煉黒扇(既に扇には見えない何か)が付属。先月の郭嘉は武器と手のかみ合わせが極端にタイトでしたが、今回はそのまま塗装しても着脱で塗膜が剥がれない程度に余裕があります。
 武器に牛っぽい意匠が入っていますが、蚩尤(元ネタの方)が牛面だからなのかしら。
 煉黒扇は尾部の連結パーツを除く本体は1パーツ構成なので裏面は穴だらけ。
 剣も1パーツですが、三国伝の刀剣類としては最大級です。刃にはサザビーのライフルっぽいディテールが。

 武器を2つ連結することで合体武器・黒金の牙翼になります。連結方法は2種類から選択可能。

 蚩尤魔装形態。別売りの蚩尤ガンダムと郭嘉ヴァサーゴが必要です。
 ファンネルコンテナ的な装甲は肩に、軍師形態とは別のジョイントで接続。なお、このジョイントは他のキットの腕装甲と同様の構造ですが、サイズが違うので互換性はありません。
 サイコの下半身を盾ジョイントを介して接続、手首を外してノイエの腕を取り付け、背面に郭嘉ヴァサーゴのパーツを装着します。
 発売前に雑誌等に掲載されていたサイコの腰を使わず脚を直付けした形態は、説明書では触れられていません。

 ノイエ腕では武器を保持できませんが、指を添えて支える程度は可能。

 で、せっかくなので合体を模索してみました。

 まずノイエ腕の代わりに魔装郭嘉腕を連結、脚も伸ばしてみました。

 さらにノイエ上半身を追加。

 郭嘉のパーツだけでも割とボリュームが出ます。

 

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