BB戦士三国伝 改造等
キット化されていない武将を作った分を、とりあえずここに分類しておきます。
■魏延マークⅡ (2009.10.17.)
魏延は蜀の武将で、古参の武将の多くが倒れた孔明指導期後半においては有力な武将でしたが、孔明の死後に軍の指揮権を巡るごたごたで討たれています。劉備に高く評価され将軍に抜擢されましたが、孔明とは北伐の戦略について意見が合わなかったようです。
演義では荊州の武将として登場し、黄忠と同時期に劉備に仕えていますが、孔明とは反りが合わなかったと描写され、割と一方的に裏切り者扱いされています。
なお、正史・演義ともに魏延を討ったのは、三国伝では外伝に登場する馬岱だとされています。
演義での扱いから中国での不人気っぷりに定評のある武将で、アジア展開の比率が大きい三国伝では登場が危ぶまれていましたが、結果としてはケロケロA版に登場はしたものの黄忠2Pカラー扱いで商品化無し、説明書漫画未登場という扱いに。
デザインは黄忠から弓関連の装備を取り払って肩にマント状の布を追加し、Mk-Ⅱでいうティターンズカラーにしたもの。公式設定では何故か黄忠よりヒゲが長いですが、ケロケロA版では第2部、第3部ともにヒゲが無くなっています。また、鎧のデザインが左右反転していたりいなかったり、第2部漫画のみトサカや肩装甲がバーザム風の別デザインになっていたりで、媒体によってデザインに相違があります。
で、左右反転とか布状のパーツとか面倒臭いから流用パーツとプラ材だけで何とかしてみました。一応第2部の矢野版をベースに省力化するという方向で。
まずは塗装前に加工パーツを黄忠につけてみた状態を。
顔はヒゲを削り落としただけです。せっかくなので少しだけ残してみました。最初はどうせヒゲを落とすなら関平や周倉で余る劉備の顔をそのまま流用してしまおうかとも思ったのですが、劉備と黄忠で頭の形状が意外と違っていてそのままだと段差が目立つのでやめておきました。
肩装甲はアストレアやエクシアR2を組むと自動的に余るHGエクシア（ノーマル）のものを、形状はそのままですり合わせだけして流用しました。いや、何となくバーザムとMk-Ⅱの肩装甲を足して割ったような形状に見えないこともないかなあ、と。
トサカは元々の龍の飾りの背びれ上端を切って平たくして、周泰を組むと自動的に余る神槍丸のパーツを貼り付けました。元々の龍のしっぽはそのまま残してしまったのでしっぽが2本あることになりますが気にしない。
胸鎧は黄忠のは弓道着ベースのデザインっぽいしそのまま使うのもなあ、ということで、劉封の改造に使った劉備の余った胸装甲をMk-Ⅱっぽく見えるように加工。コクピットハッチはプラ板、左右の突起は切断したヒゲを流用しています。
バックパックも劉備のものを流用し、羽根部分を黄忠の赤いパーツと交換して公式デザインの布パーツっぽく。
ついでに武器も劉備のものを流用して、キットのパーツとプラ板のみでパテは使わずにお手軽に仕上げました。
で、塗装した軽装状態。腰装甲は左右非対称なのをそのまま使ったので、この状態だとヒゲを切って塗っただけです。
鎧装備。肩装甲を胴体に密着させると頭の可動に干渉するので、未塗装写真より外側にずらしています。
あと背中に刀を納めると左右の赤いパーツが角度によっては干渉します。
黄忠と並べてみました。
武器は劉備のを塗っただけですが、せっかくなので無双魏延のイメージで連結して双刃武器になるギミックを追加してみました。というか直江頑駄無の余った弾丸に穴を開けて柄を差し込んで連結しただけですが。
肩装甲を交換したせいで盾をつける場所が無くなったので、ジョイント穴に棒を差し込んで手に持たせるようにしてみました。穴の位置が上に寄っているので、上下逆に持たないと下端が地面に当たりますが。
さらに直江さんの余剰パーツの刃斬武将軍マスクを流用したバーザムヘッドを。頭への固定用ジョイントを加工しただけで形状はそのままです。塗装は部分的に無双魏延のイメージで緑色のラインを入れたり。
眼を普通にモノアイっぽく塗ると意外と印象が変わりますね。
■馬超ブルーディスティニー2号機カラー (2009.10.18.)
そういうわけで馬超を塗っただけです。塗った時点では馬岱の外伝登場は発表されていなかったのですが、発売が決まったし龐徳も漫画版に登場済みなのでそれ以外の誰かをてきとうに当て役する感じでお願いします。丸投げかよ。
軽装。同じことを2回やるのもアレなので赤眼に瞳を描いて緑眼は何もないジム顔にしてみました。
鎧装備。やっぱり塗っただけです。肩鎧は赤く塗らなくても中身の赤がけっこう目立つからそれでいいか、ということで。
せっかく2個塗ったのでゴッドゲキリュウケン二刀流。さすがにツインエッジ二刀流は色々と無理がありました。
馬岱はこれに鎧だけ貼り付けて済まそうかなあ、とか手抜きなことを考えております。