元祖SDガンダムワールド No.0092 機甲神 5体セット(前編)
 プレミアムバンダイ限定販売。パッケージのフォーマットは今回も以前のものに準じています・・・が、何しろ5体入りなので箱のサイズはちょっとした家電並みです。そしてガンプラよりプラが肉厚なようで重量もかなりあります。というか届いたダンボールを手に取って一瞬何かの間違いかと思ったくらい重いです。
 マーキュリアス、アクアリウス、ジュピタリアス、オルフェリス、ギガンティスの5体セット。合体には別売りのエルガイヤーかカオスガイヤーが必要になります。一応これだけでも「顔がギガンティスで胸の装飾が足りないガンジェネシスのようなもの」は組めますが。
 基本的にバラ売りは全く考慮していないようで、ランナーにも5体分のパーツが入り混じっていて(例えば顔の白いパーツは5体分+合体用のものが全部同じランナーに入っています)、1体組むのに使うランナーの枚数もかなりの量になっていて組み立ての際にはちょっと面倒です。

 ガンジェネシスにはいくつかバリエーションがありますが、背中にアルテイヤーが付くファイナルVer.は背中に特に用途が無い穴もあるし構造上できなくはなさそうですが重量バランスや基部の強度にちょっと不安があって、オーキスと合体するGガンジェネシスは重心のずれは無さそうとはいえ追加パーツのボリュームがものすごいから色々とハードルが高そうで、ロードガンジェネシスは形状だけなら一番変化が少なくて現実的ですが形状はそのままで色だけ変わっている部分が多いのがネックになりそう。あと暗黒卿を中心に合体するジェノガイストもいますが、設定上はエルガイヤー以外の5体を使っているけどほぼ全身形状が変化しているからまず無いよなあ

 で、さすがに1ページで全部やるのは無理があるので2回に分けて前後編で行きます。手足要員はそれぞれ関節構造が共通なので、前編はその2組4体を。

・マーキュリアス&アクアリウス

 5体とも白、金、銀(メッキ以外の部分)以外は成形色仕上げの部分塗装で、眼はシールを使っています。あとクリアパーツは無色で中にシールを貼る構成ですが、だいたい全部外側をクリアカラーで塗装しました。
 マーキュリアスはヘルメットの縁の白とその外側の赤、ツノ中央のオレンジや足の甲等がシールで処理されていて、他はだいたい色分け済み。
 手足要員の4体はいずれも手のパーツはエルガイヤーと共通のPVC製。イラストだと手の甲は色が違うようなので塗っておきました。というかマーキュリアスの手はイラストだと赤ですが、エルガイヤーと同じ色だとパーツの管理で混乱しそうなのでオレンジにしました。
 手以外は主にABSで、関節等の一部がPOM。
 パーツの噛み合わせの渋みはおおむね適度ですが、マーキュリアスの股間の赤いパーツだけはかなり緩くて外れやすいので接着しました。

 アクアリウスは額の水色が足りないくらいでほぼ色分け済み。
 メタリックの成形色を使っているのはほぼギガンティス(金と銀)だけですが、手足要員ではアクアリウスの青のみメタリックです。これは成形色を残しました。

 それぞれ胸部が開いてマグマイグニッションとストリームベイパーの射出装置が展開します。

 それぞれ灼熱炎剣(カロルフルーレ)と青水流剣(ブルーフフルーレ)が付属。
 付属武器は5体とも金メッキで、単体のイラストだと色分けがあったりそもそも刃が金色じゃなかったりもしますが、合体形態優先で塗装せずに済ませました。
 腕は一通りの関節が入っていますが、脚は付け根にロール軸があるだけで、合体形態でのバランスや脚部として自重を支えるのを優先して可動とプロポーションにしわ寄せが出ている感もあります。

・ジュピタリアス&オルフェリス

 ジュピタリアスは赤が顔以外全部シールで、あと胸や前腕の金色もシールが付属。顔は赤い部分で囲われた部分も赤成形です。

 オルフェリスは手足要員の4体のうち唯一スネとアンクルガードが一体化していて赤の色分けは丸ごとシールで、あと胸の赤もシール。スネ正面の六角形もイラストでは透明なようですが一体成型です。胸の左右や爪先の金もシールですが、腰中央のはメッキパーツ。
 クリアパーツは無色ですが、個人的に薄く色が欲しかったのと、あと何か塗っておけば黄変予防になるかもという特に根拠の無い判断でクリアパープルを薄く塗っています。・・・クリアブルーの方がイラストの印象には近かったか。
 クリアパーツの中は単に空洞になっています。

 緑樹魔剣(ベルデフルーレ)と白晶透剣(ハルトフルーレ)が付属。
 脚は可動範囲は狭いですが、一応付け根で横に開くし足首もボールジョイントなので脚要員の2体よりはよく動きます。

 そういうわけでギガンティスと合体形態はまた今度。

メニューに戻る

inserted by FC2 system