SDガンダムワールド ヒーローズ No. 08 曹操ウイングガンダム 倚聖の装
 当初の予定から1月延期して2021年8月発売。この他も当初7〜10月予定だったSDWのキットは軒並み延期しています。
 作中では曹操が倚聖剣の使用時に一時的に変化する強化フォーム的な扱いで、戦闘終了後やパワーダウン時には元の状態(天覇曹操)に戻っています。
 三国志演義には曹操が持っていたとされる倚天剣と青紅剣という武器が登場していて(青紅剣は紆余曲折を経て趙雲の所有に)、三国伝にもそれが元ネタと思われる威天剣・星凰剣が登場していましたが、今回のものも名前の元ネタはそれでしょうか。双剣ではなく1振りになっていますが。
 キットはほぼ新造ですが、曹操の不透明の青いランナーのみ流用されています。

 前腕装甲、サイドスカート、胸板の青い部分が流用パーツ。他に胸板の青以外の部分やスネ、アンクルガードは金型的には新規パーツですが形状はほぼ同じで、足先もデザインは同じですが初期曹操とは形状がやや相違して天覇曹操とほぼ同じです。
 だいたい全部塗っています。フロントスカートは赤と金の2色成形ですが、他は色分けのための分割はアゴと胸板くらいで、肩とリアスカートは丸ごと金色だし羽根は真っ白だし足先は新造して赤成形になったものの足の甲はやっぱり色分けしていないしで、シールも多めですがそれを貼っても色々足りません。
 あとイラストや見本写真だと青はやや紫寄りでフロントスカート用のシールもそんな色味ですが、成形色は初期曹操のままなのでシールと色味が相違しています。
 関節まわりはだいたいいつも通りですが、信長と同様に肘関節が追加されています。

 肩や腕、羽根は天覇曹操より横幅が減っているので、作中でも変身が解除されると膨張していたり。

 倚聖剣の鞘は腰の左側に、太股とサイドスカートの間にジョイントパーツを挟み込んでそれを介して取り付け可能。鞘には3ミリ軸がありますが、羽根を付けた状態だと背中には穴が無いので他の位置には付けられません。
 あと羽根を基部パーツごと取り外して中央部を折り曲げてから位置をずらして付け直すことで、羽根を右側に寄せた配置になって鞘との干渉が避けられます。

 武器は倚聖剣と鞘が付属。剣は白、鞘は金単色成形です。鞘は2パーツ構成で穴が無い最近としては豪華なつくり。
 剣はシンプルな1パーツ構成で後述のクリアパーツの取り付けのための穴がちょっと目立ちますが、信長や佐助の刀より大幅に長くなっています。

 クリアパーツの仮面が付属。あと羽根や剣に付けられるクリアパーツが2個あります。
 剣に付ける場合は刀身の左側に付けるのがデフォルトですが、クリアパーツはジョイントの突起も含めて左右対称な形状なので右側にも取り付けは可能。ただ、刀身側の突起を受ける穴が浅い(というか刃の厚みの分しかない)ので、キットを2セット用意しても刃の両面に同時にクリアパーツを付けるのは無理っぽいです。

 

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