リアルSDプラモデル セット商品

 武者シリーズ中期にはシリーズの主要キットを詰め合わせにしたセット商品が限定出荷されていましたが、Gジェネレーション以降はいわゆるリアル系でもセット商品が発売されています。
 シールが追加されたりコーティング処理がされている場合もありますが、基本的に新規パーツは追加されておらず、既出キットの成形色変えの詰め合わせになっています。
 なお、特に限定出荷の告知は無く、いくつかは再生産されています。

 

■ストライクフリーダムガンダムVSデスティニーガンダム (2008.08.30.)
商品名そのままの2体セット。原作では一応接触したことはあるものの対決らしい対決はしていない組み合わせのうえに、原作の放送終了の2年以上後に唐突に発売されたりと色々と不可解なセットです。
 成形色がMG版準拠に変更され、これもMGのものに準拠したデザインのマーキングシールが追加されています。
 説明書と色分け用シールは通常版と同じで、モノクロ1Pのマーキングシールの指定位置説明書(部品注文用紙付き)が追加。
 パーツ追加やメッキ等はありませんが、定価はバラで2個買うより100円高くなっています。

 なお、以下の写真では付属のマーキングシールは貼っていません。

・ストライクフリーダムガンダム
 通常版との成形色の変化はダークブルーがダークグレーになったくらいでほとんど同じです。
 ちょっと塗装が面倒なパーツ割りなので、アレンジして隠ぺい力の高い色だけで済ませるか、とか思っていたら、なんか結果的に普通に塗るより面倒っぽいことに。

 ・・・うん、ラクスっぽい色で塗ったらどうかと思ったのですが割と失敗ですね。
 眼は隙間にパテを盛って赤いラインを削り落として平面にしてから手描きです。
 眼とアゴは頭部と別パーツで、靴と足の甲、足首装甲がそれぞれ別パーツ、アンテナが白と黄色と中央の赤の3色構成だったりと部分的にはかなり細かく色分けされているのですが、羽根&ドラグーンとビームライフルがダークグレー単色だったりレールガンが青かったりも。あと、ポリパーツは金色。
 関節構造は他のSEED-Dやスターゲイザーのキットとおおむね同じですが、肩には引き出し機構がありません。腰は若干ですが一応左右に回ります。スネは1パーツで内側に肉抜きあり。

 ドラグーンは分離できませんが、羽根の展開は可能。脚が短くなって全身のシルエットが羽根に囲まれるせいか、リアル頭身より格好いいような気も。

 武器は一対のライフルと、サーベルとシールドが1個ずつ付属。サーベルとシールドは白の単色なので塗装は楽です。

 ライフルは連結も可能ですが、腰に装着したときに不自然にならない長さなので連結してもあまり長くないです。あと連結のために銃身が半分欠けています。

 腰のレールガンは差し替え無しで設定通りの展開が可能。股間には丸軸のスタンドに対応したジョイントがあります。

 デスティニーより単品での定価で200円安いので比べるとボリュームに欠けるのは否めませんが、ビームライフルの造形以外は案外悪くない出来のような。

・デスティニーガンダム
 ストフリが標準の600円だったのに対し、装甲脱着や変形合体が無いBBとしては異例の定価800円(通常版)でかなりボリュームのある内容になっています。

 こっちは普通に成形色仕上げにしました。眼は輪郭の段差を削っただけで、赤いラインはそのまま残して黒く塗りました。
 最初はこっちの瞳を白黒反転で描いたのですが、どうもしっくり来なかったので普通に描き直し。
 成形色は通常版より白(ライトグレー)が暗く、青が明るくなって、赤は若干寒色系に寄った色味になっています。
 顔は赤いラインが完全に色分け済み。胸が青の単色だったり前腕の青い装甲が一体成形で中身の白い部分も半分は青かったりしますが、デザインそのものがストフリより単純な色分けなのもあって塗装は比較的楽です。
 関節構造は他のSEED-Dやスターゲイザーのキットと同様で、肩には引き出し機構あり。スネは1パーツで内側に肉抜きがあります。
 羽根は基部が2軸で可動、武装用のアームも可動式。

 武装はライフル、ビームブーメラン、対艦刀、長距離ビーム砲、ビームシールド、さらに羽根のエフェクトパーツと手ビーム用の指を開いた手首も付属しますが、実体シールドだけ省略されています。
 ビームライフルは白の単色成形で、腰後面にも装着可能。
 ビームシールドはクリアーピンク成形なので上からクリアブルーを塗ってみました。ちゃんと青く見えるように塗ったらずいぶん暗い色になりましたが。
 このパーツはアサフレックスのようで、軟質っぽいですがラッカー塗料で塗ることは可能。

 ビームブーメランは長さの違う2種類の刃が1個ずつ付属。これのみ手の甲を一旦外さないと持ち替えができません。

 対艦刀と長距離ビーム砲は差し替えで展開。対艦刀の刃もクリアーピンクで別パーツです。刃以外は水色ではなく青成形。

 長距離ビーム砲はグリップを握ることも可能。こっちは緑色で成形されています。

 指を開いた手首は普通の手首より大きくなっています。左右両方が付属。あと手首は2種類とも甲と指が別パーツ化されていますが、指は白成形。

 羽根のエフェクトパーツを装着。正面から見るとシルエットが四角いです。

 対艦刀は両手持ちも可能。ところで私はデスティニーにこういうポーズをつけると「あんたって人はー!」という台詞しか頭に浮かびません。

 

 で、2体で対決シーンっぽく。対艦刀とエフェクトパーツをつけるとボリュームの差がひどいので武装を軽めにしておきました。

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