SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors その2

 

■No.005 真 曹操ガンダム (2010.04.18.)
 例によって既存キットの仕様変更品。旧版では司馬ビーの後で発売されましたが、今度は機駕武将の第1弾です。同様に仕様変更の孫権、部隊兵、馬と同時発売。
 初期出荷分には劉備に付属のものと同じデザインのカタログ的なもの(超攻略G記)の2巻と限定キット付き漫画単行本の告知(注文用紙付き。ただ、キットの出荷から書店の受注締め切りまで2週間しかないのですが)、あと三国伝とポケモンのプラモデルの共通広告も付属して妙に盛りだくさんです。
 追加された七星剣は4月までの他のキットの追加パーツとは異なり、アニメ版以前の媒体では登場していません。説明書漫画では従来の炎骨刃しか使っていないうえにアニメ初登場の3話でもやっぱり炎骨刃を使っていましたが、4話で七星剣が登場する予定。
 なお、実際の七星剣は北斗七星をあしらった剣で、特定の1つの武器を指すのではなく同様のものが多数存在し、演義においては曹操が使う場面もあります。これを宮廷に持ち込んで董卓を暗殺しようとしたらバレそうになったので献上品ということにして誤魔化した、という割としょんぼりな扱いですが。
 ちなみにこの七星剣を曹操に預けたのは貂蝉の養父の王允(三国伝未登場)です。

 金色以外の成形色はあまり変化していない感じですが、せっかくなので今回は赤を全塗装して成形色より明るめにしてみました。

 軽装。手首は左右1種ずつ。顔は眼とアゴが別パーツ化された構成なので塗装しやすいです。
 旧版はある程度後の時期に生産されたキットだと胸に傷のような成形不良がありましたが(旧通常版初版には無く、機武帝セット初版の時点で存在。てっきり個体差かと思っていましたが)、今回は修正されています。よく見ると傷があった位置に少し凹凸が残っていますが。

 鎧装備。ダブルエックスを意識して肩や爪先を黒くしたり胸に緑色を入れたりしてみましたが。

 武器は流用の炎骨刃と新規の七星剣が付属。
 七星剣は1パーツの金色単色成形でシールも付属しません。CGでは上4つと下3つで玉の色が違うのでそのように塗ってみました。 威天剣に3つ、星凰剣に4つ丸い玉があるので何か関係があるのかも。並べると玉の大きさが全然違いますが。

 七星剣は1パーツなので玉の裏側は穴が開いています。Hアイズでも詰めるとそれっぽくなるかも。

 マントの位置は3箇所から選択式。

 炎骨刃はツインサテライトキャノンっぽい形状なので、旧版キットからもう1本持ってきてツインにしてみました。

 

■No.006 真 孫権ガンダム (2010.04.24.)
 例によって既出キットの仕様変更で、これも値上げしてパーツが追加されています。
 初期出荷分には劉備や曹操に付属していたのと同様のカタログ的なもの(超攻略G記)の3巻が付属。同時発売の曹操付属のものとは内容が違いますが、孫家特集なので紹介されているキットは発売が2ヵ月後という。
 他の広告類は曹操と同じものが封入されています。
 金色の成形色が変更されている他、白が旧シリーズの孫家キット(孫尚香以外)に共通の暖色系ホワイトから純白に近い色味に変更され、印象の変化は曹操より大きいです。クリアパーツの色は変化なし。
 新規パーツは虎錠刀。他のキットの新規パーツとは異なり、形状は既出の孫策に付属のものと同じです。成形色は銀。

 塗装してしまうと孫策に付属のものと丸っきり同じなのでランナー状態の写真も。成形色は牙王剣と同じ色味です。
 塗らなくても銀色なので、乳白色の旧孫策版より未塗装での見栄えはいいかも。

 軽装。手首は左右1種ずつで、武器が追加されて2つになりましたが右手にしか持てないので片方は余ります。
 左手の甲の穴はパテで埋めています。
 他のガンダム系キットと比べて眼が細い造形もそのままです。

 フル装備。せっかくなのでクリアパーツにクリアブルーを塗って以前組んだ分と差別化してみました。
 なお、アニメ版CGではバックパックが省略されています。

 鎧の一部を外した状態。ボンボン版での初登場時はこの状態で、アニメでもやっぱりこれでした。あと、合体武器を使うときも追加パーツが本体から外れるのでこの状態になります。
 アニメでは牙王剣を孫策が持っているので、この状態の孫権は武器を持っていなかったり。

 前に塗った旧版と並べてみました。

 武器は流用の牙王剣と新規の虎錠刀が付属。右2つは真虎錠刀と孫策付属の虎錠刀です。裏面の肉抜き穴まで含めて全く同じ造形で、強いて言えば裏面にある金型の突き出しピンの跡に形状の違いがある程度。
 今回塗った左2つは、いずれも刃はエッジだけ塗装して刀身側面は成形色の銀をそのまま残してみました。

 虎錠刀は特に形状の変化も無いしギミックもありません。牙王剣の合体用ジョイントに似た細長い四角穴がありますが、サイズが違ううえに片面にしか無いので実用的な用途はありません。あと反対側にジョイント軸もありますが、孫権には特に余るジョイント穴は無いので背中か腰の鎧を外さないと利用できないし、他の部分と干渉して収まりは悪いです。

 牙王剣の中折れギミックと合体ギミックはそのまま残っています。
 兜の顔部分の開閉ギミックもそのまま。

 余った武器は背中のパーツを斜めにして間に挟み込むようにすると背負った状態で固定できなくもないです。

 合体武器。

 ガシャポンの青いカプセルで蒼晄壁のエフェクト的なことができないかと思ったのですが、あまり上手くいかなかったという図。

 

■No.007 真 部隊兵 (2010.07.24.)
 旧版からいた董卓軍仕様のモノアイ型に加えて袁兄弟もそれぞれ別の部隊兵を連れていたりで、相対的に出番が減ったジム顔の部隊兵です。アニメ版の徐州には農夫っぽい服装に胴体だけ部隊兵と同じ鎧を着たジム顔の兵士がいたので、通常の部隊兵も中身は村人とかと同型なのかも。
 キットは旧シリーズ版の仕様変更品。造形そのものは全く同じで、パッケージと成形色、シール、旗(紙製)が変更されています。1箱に3体入りなのも共通。追加パーツはありませんが定価も据え置きです。
 今回も組立図は箱の底面に印刷されており、漫画は無いし武器や技、演者の解説もありません。一応技の名前だけは箱側面に書いてありますが。

 成形色の比較。手前の組んだ状態のが旧版の成形色仕上げで奥のランナーが真版。3色とも変更されていて、轟はともかく機駕と翔は旧版と並べるには色調の差が大きい感じです。
 なお、赤は旧版より暗い色になっていますが、曹操等の成形色とも別の若干茶色っぽい色味です。

 シールと旗の比較。シールが眼と旗固定用の2枚×3体分なのは共通ですが、色は変化しています。
 旗は文字が国号から各勢力のリーダーの姓に変更されていて、シリーズ前半の三国成立前の状況に対応できるようになっています。あと旧版では文字の下地にそれぞれ別の模様が入っていたのが真版では白無地に統一されています。
 で、これを成形色仕上げで旧版と並べるのもなあ、ということで、とりあえずBBWで登場した幽州軍仕様にしてみました。朱儁軍仕様の紫というのも考えましたが、あっちは指揮官の商品化が絶望的なので。

 色味は公孫瓚と共通のようなので、そのように塗っています。配色が間違っているかもしれませんが、その場合はアレンジということにしておいてください←おい。

 武器は旧版と同様に戦戟と連結盾、旗竿が付属。
 関節も旧版と同様、肩と足首がプラのボールジョイントで首は固定です。

 公孫瓚と並べてみました。



■No.008 真 白銀流星馬 (2010.07.24.)
 部隊兵と同様に旧版の成形色変更キットで、やはり説明書はありません。パーツ追加も無し。旧シリーズと同様にBBWシリーズにおいても今のところ定価が最も安いキットです。

 今回は眼シールが標準の緑色に加えて赤とモノアイも追加されて選択式になっています。さらに所属を示す文字のシールも追加。劉、曹、孫、董、公に加えて流星馬の発売時点では所属武将のキット化予定が無かった袁も付属します。
 あとBBWシリーズでは眼やセンサーの緑色は不透明で白っぽい色味に変更されていますが、流星馬の眼は旧シリーズと同様のホイル地が透けた濃い緑色になっています。
 なお、シール右側の赤いのは足先用。

 今回は配色をアレンジせずに塗ってみました。
 成形色は旧版が普通に銀色だったのに対し、「白銀」を意識したのか白っぽいパール調に。そのせいでプラの透明度が上がっているので、裏側を黒く塗ったりすると表面に色が透けます。
 リード線の手綱は色も含めて変更はありません。
 関節構造も従来のままで、首と脚の付け根、膝が前後に軸可動のみ。

 とりあえず白馬将軍を乗せてみました。

 

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