MG1/100ギラ・ドーガ
 2013年7月発売。2010年からMGでもアニメ版ガンダムUCのキット展開が開始していて、12年と13年の年末にはνとサザビーのVer.Kaも出ているので、その辺のUC90年代MSのMG化の流れの一環として出たようです。
 そしてリゼルとジェスタとギラ・ドーガは出たのにジェガンとギラ・ズールは出ない、という少々バランスの悪い事態にもなりましたが、ジェガンはだいぶ遅れて2018年に出たもののズールの方はずっと放置されています。
 先行していたHG-UCでは一般機とレズン機が両方一般販売されて銃はそれぞれ別デザインのものが1種のみ付属していましたが、MGでは一般機(一般販売)、レズン機(ウェブ限定)ともに銃は2種類付属。そのため通常版を青く塗ってレズン機にすることもできます。
 フレームだけなら流用できなくもなさそうなヤクト・ドーガは結局MGではなくRE/になったので、バリエーションキットは上述のレズン機の他には袖付き仕様の一般機とフロンタル機くらいしか存在しません。

 軟質樹脂製のケーブル以外は全塗装しています。関節周りの成形色は標準的なグレーですが、設定だとパープルグレーなのでそのようにしています。あと緑系2色はほぼHGギラ・ズールと同じ暗めの色ですが、素のギラ・ドーガはもうちょっと黄色寄りのイメージなのでそんな感じに調整しました。ちなみに袖付き仕様だと成形色がやや明るめに変更されているそうですが、そっちは持っていないので未確認。
 ケーブルは軟質樹脂で塗装できないので、地色を残して凹部にスミ入れだけしています。なお、腕や脚の者も全部同じ素材。金型の合わせ目は凸モールドになっているようですが、見た感じモールドなのかパーティングラインが出ただけなのか判断に迷います。
 ノズルの黄色が足裏だけは省かれているのとセンサー類が足りない程度で、だいたい色分け済み。ただ、椀状ノズルは設定だと肩もバックパックも外側は全部ダークグリーンですが、今回は何故か肩のものだけグレー成形なのでグリーンで塗っています。ちなみに肩のノズル配置は一見左右非対称に見えますが、MG版では右肩の外側にもノズルが付いています。シールドでほぼ隠れていますが。
 関節はABS不採用でKPSとポリの併用。スネ正面に露出するシリンダーは1パーツ構成で伸縮はしませんが、足首の可動に連動して上下に動くようになっています。

 頭部は例によってモノアイ自体とシールドが無色クリア成形。首の根元にLEDユニットを仕込めるようになっています。
 ツノ付きの指揮官機は頭頂部ごと交換して再現する構造ですが、後頭部の膨らんだ部分は1組しか付属しないので一旦外して付け直す必要があります。

 コクピットハッチは開閉可能。パイロットは着座、直立ともにヘルメットを被ったネオジオン兵士です。

 元々サザビーよりは小さいとはいえかなり大型だったので、1/100だとけっこうなボリュームになります。

 武装はビームマシンガンが上述のように2種類と、ビームソードアックス、シールド、シュツルムファウストが付属。そういうわけでツノと銃の交換で一般機と指揮官機を再現可能です。
 手は親指以外を交換するものと、それとは別に指がある程度動く平手が付属します。

 ビームマシンガンは2種類ともマガジンは着脱可能で、センサーの色分けはシール。一般機仕様のものはフォアグリップが可動です。
 マガジンはいずれも2組付属し、予備はサイドスカートの収納部(可動式で開閉可能)に入れられます。

 ビームソードアックスは柄が収納時およびソード形態用とアックス/ピック形態用の2種、刃が3種付属。柄は本来ダークグリーンのはずですがグレー成形です。
 シュツルムファウストは同じものが4つ付属し、シールド裏に取り付け可能。

 例によって専用ジョイントパーツでアクションベース1系に接続可能。

 

 

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