HG-CE1/144ダガーL
 2021年4月発売。ここ数年のアナザー系量産機HGキットとは違ってC型ジョイントやポリボールは使っていない、標準的なHGキットに準じた設計になっています。
 関節部にはHG-CEストライク(厳密にはその流用元のビルドストライク)のグレーのランナーを流用してありますが、形状が相違して使えない部分があるのに加えて胴体まわりは構造がアップデートされたりもしているので、余剰パーツは多め。
 あとランナー構成上は頭部や肩、サイドスカートが差し替え可能なので、ストライクダガーも想定はしてありそうです。
 ちなみに初回分には現時点で情報は出ていますがまだ受注開始していない拡張キットの告知ペーパーが入っていました。

 グレー以外は全部塗っています。色味はだいたい成形色に合わせました。白は若干緑寄りで、赤は標準より暗め。
 後頭部のセンサーや胸のダクトの中身まで色分け済みで、足りないのは胸以外の凹部の中身や胸の機銃くらい。あと側頭部や腹部は関節部とは違うパープルグレー成形になっています。
 関節部はストライクと共通の部分が多いですが、首がプラパーツになって前後スイングが追加され、腹部はポリボールを使わずに軸関節で前後と左右に曲げられるようになっていて、特に腹部は今までのHGキットより改善されています。
 また、余ったポリボールは背中のストライカー用ジョイントに転用されているので、軸受がプラになっていたHG-CE以降のキットとは違ってポリ接続です。

 ウィンダムでは不透明だった頭部センサーは全部クリアパーツ。バイザーの中身は左右分割で側頭部のグレーのパーツと一体化しているという変わった構成です。

 体形はHG-CE以降のバランスに準じていて、105ダガーとは設定上共通の部分もバランスがかなり相違。

 

 武装はビームカービン、シールド、サーベルが付属。ウィンダムと同様、設定上サイドスカートに入っているスティレットは付属しません。
 あと今回これ自体にはストライカーパックは全く付属しません。
 手はグレー部分がストライクの流用で穴開き拳のみ。
 ビームカービンは白い部分も色分け済み。ただ、手が穴開き拳しかないのでトリガーガードの一部が欠けてしまっているうえに、人差し指の位置がトリガーから下にずれています。

 サーベルの刃は長い方の汎用パーツ。
 シールドは表面が3色成形で色分け済み。裏面は見本写真では全面グレーですが、ジョイント基部の丸い部分だけ塗って他は白で仕上げました(その場合でもダークブルーのパーツのピンが裏面に露出するので、それは塗る必要がありますが)。
 シールドの腕への接続のためのジョイントパーツは腕の凹凸に弾力ではめ込む構造なので、腕には穴は無いです。

 他のキット付属のストライカーにもある程度は対応していますが、デザイン上肩に付けるパーツには非対応で、またシールドのジョイントが丸軸ではなくボールなのでソードのアンカーやIWSPの複合シールドにも対応していません。
 あとIWSPは取り付け自体は一応可能ですが、側頭部が機銃と干渉するので顔が斜めに曲がってしまいます。

 

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