HG-UC1/144ドラッツェ(ユニコーンVer.)
0083版ドラッツェのバリエーションキットで、プレミアムバンダイ限定。
一部パーツの差し替え、成形色変更の他、ホイルシールも専用のものになっています。青ドラッツェに付いていたマーキングシールは同じ物がそのまま付属。新規パーツは胸と左腕の装飾付きパーツ、右腕のガトリング基部を覆う装甲の計4個のみ。青ドラッツェとは違って右腕はマニピュレータ付きには組めなくなっていて、また青ドラッツェの機銃腕も削除され、総パーツ数は減っています。
袖付きの腕パーツは1組しか入っていないので、UC仕様で両手付きのドラッツェを無改造で組むにはUC版2個+青1個が必要になります。あと流用で袖付きF2ザクとか作るにも合計3個必要。
説明書は青ドラッツェのものに相違点の差分がモノクロの別紙で追加される構成。パッケージも単色印刷で、カラーガイドはありますが完成見本や塗装図はありません。
シールドに貼る模様は黒縁のホイルシールが付属しますが、マーキングシールのネオジオンマークで代用してみました。
装飾が一体成形で色分けされていない他、青ドラッツェで色分けされていなかったノズル類もそのままです。あと、胸装甲中央の装飾以外の部分は紫色に指定されていますが、成形色は周囲と同じ赤。
ところでガンダムカラーのガザC用が使えるかと思っていたら別物でした。
胸と前腕以外の造形は青ドラッツェと全く同じで、台座とグレーの部分は成形色も同じです。青ドラッツェでグレーだったシールドは、ランナーのスイッチ切り替えで同じ造形のものが赤成形になっています。モノアイは黄色で指定されています。シール付きですが塗ってみました。
ガトリングは青ドラッツェに付いていた手持ち式のものと砲身は共通。新規パーツの外装はパイプ状の部分も一体成形なので造形が省略気味です。
ガトリング後部が肘と干渉するので、腕をまっすぐ伸ばすことはできません。袖の模様はシールドで隠れて見えにくいです。
なお、ガトリングの新規パーツを外すとこんな感じ。この状態でも砲身は腕に固定されています。
サーベルの刃は黄色ではなくピンク。例によって2本入りで余ります。
装飾以外の部分も色分けが増えたので、印象がけっこう変わっているような。