MG1/100ガンダムデュナメス
 2019年3月発売。ダブルオー10周年で専用ロゴまで作った割に商品展開は刹那機とジンクス系バリエーションだけだったのが、そのさらに後になって唐突に完全新規キット化という予想外の展開でした。なお、エクシアは2009年7月発売なので10年近く開いています。
 そういうわけで新規キットで、エクシアではABSだったフレームがKPSになったりと設計にも発売時期の隔たりが反映されていたりしますが、見るからに骨格が違うウイングガンダムEWとその他4機ほどの違和感は無い・・・ように個人的には思います。
 あと一部のランナータグの名称が機体名ではなく「GN-FRAME」になっていて、でもこれせいぜいナドレくらいにしか流用できないんじゃ、と思っていましたが、1年後になってキュリオスにしっかり流用されました(一部パーツは余りますが)。

 グレー以外は全塗装しています。センサー類以外はだいたい色分け済み。
 設定でライトブルーの帯状の部分は、MGエクシアと同様のホログラム処理をした透明の軟質樹脂になっています。
 あと緑色のコンデンサはエクシアでは手足のみ無色とダークグリーンのクリアパーツを重ねる構造でしたが、今回は全部二重になっています。胸部にはエクシアとほぼ同じ構造でLEDユニットを搭載可能なGNドライヴが入っていて着脱可能。
 関節周りは上述のようにKPSで、ポリは不採用。エクシアからの流用はありません。足首は軸関節の組み合わせになっていてエクシアのものより保持力は大幅に向上しているし、KPS関節にたまにある経年でのヘタりもとりあえず組んで1年の時点では無かったです。

 頭部はツノの赤まで色分け済み。眼はクリアパーツですが、例によって裏を銀で塗るなりしても暗くなりがちです。
 眼の上のセンサーは差し替え無しで展開可能。

 コクピットハッチは開閉可能。他の機体には付いていない銃型コントローラも造形されています。あと設定どおりの位置にハロもいますが、組むと外からはどうやっても見えなくなります。

 立ちポーズのロックオンも付属。刹那やアレルヤと比べると1人だけポーズが派手です。ちなみに刹那、アレルヤに加えてMGジンクス付属のセルゲイとソーマも脱いだヘルメットを手で持っているポーズでしたが、ロックオンのみヘルメットが消えていて代わりにハロを抱えています。

 あとGNドライヴ用の台座や外した穴を塞ぐカバーは付属しませんが、台座はエクシア付属のものをそのまま流用できます。

 腰と膝のGNミサイルを展開可能。特に色分けは無いですが好みで塗ってみました。

 デュナメスは旧キットもエクシアほど設定から大きく外れたバランスではなかったので、体形の変化もに少ないです。個々のパーツの形状は色々と変化していますが。

 武装はGNスナイパーライフル、GNビームサーベル、GNビームピストル&専用ホルスター、GNシールド、GNフルシールドが付属。
 手指は恒例の親指だけ可動で残りを差し替える構造で、拳、平手、銃器用、サーベル用の4種があります。
 銃器はいずれもセンサーが無色クリアパーツで、それ以外はグレーを2色使っています。

 GNスナイパーライフルはセンサーが左右に曲がり、フォアグリップは上下に曲がる他前後スライドも可能。尾部で前腕にも接続されるので保持は安定します。
 あとバイポッドは基部が可動で伸縮は差し替え式。展開した写真は撮っていませんが。

 GNビームピストルはホルスターに入れてスネ側面に取り付け可能。ホルスターは旧キットでも1/100では再現されていましたが、色分けは増えています。
 シールド2種はいずれも板状の部分が2枚貼り合わせの構成になっていて、旧キットより大幅に分厚くなっています。装甲としてのそれっぽさは増していますが、設定的にもシールド自体は薄くてGNフィールドで補強しているという話だったような。

 フルシールドは2箇所で折れ曲がって、正面に向けた状態で手元だけを出すことが可能。

 サーベルの刃は平たいタイプの汎用パーツ。柄は腰後部のスラスター側面に収納できます。

 

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