HG-UC1/144ガンダムF91(ハリソン・マディン専用機)
機動戦士クロスボーンガンダムシリーズ通して初の1/144プラモデルです。箱絵の背景にはクロスボーンX1もいますが、キットは出るのかしら。
なお、ハリソン機は1作目と続編でカラーリングが相違しますが、今回のキットは変更前に準拠。
胸のV字マークは造型されていないし、MG版と違って右腕の形状もそのままなので、先行した白いF91との相違は成形色とシールだけで造形的には全く同じです。ただ、1枚のランナーに入っていた赤いパーツのうち足先だけ黄色に変更されているのに対応するため、全く同じランナーが赤と黄色の2枚入っています。あとシールの量も増えているので、内容物は白いF91より若干ボリュームアップしています。
黄色い部分は足先以外全く色分けされていないので、シールを貼るか塗装する必要があります。あと白もツノ以外色分け無し。で、私は全部フリーハンドでざっくり塗ってみました。
青の成形色はインディブルー寄りで黄色はかなり明るめというかゾロアットみたいな色味。箱絵だと青はコバルトブルー寄り、黄色はオレンジイエロー寄りですが、今回はこの2色は成形色に合わせました。青は成形色そのまま、黄色は質感を揃えるために足先も塗りつぶしています。
白はF91より暗い色味の成形色ですが、普通の白で塗っています。関節のグレーの成形色はF91と共通ですが、ウォームグレーで塗りました。首と肩基部はポリが露出しますが、マルチプライマーを塗ってから塗装してみました。
あと各部の三角は本体色の黄色と同じ色で指定されていますが、機銃等の濃い方の黄色に合わせました。
フェイスオープンのギミックも同様に差し替え式。なお、設定上は最大稼働モードは搭載されていますが、”質量のある残像”は出ないそうです。
胸のV字はビルダーズパーツのエンブレムかV字アンテナあたりを切り貼りすればそれっぽいかも、と思いつつ手描きで済ませました。形状は全く同じですが、さすがに色が全然違うと印象も変わりますね。
付属武器もまるっきり白い方と同じで、ライフル、ビームランチャー、サーベル、ビームシールド、あと固定のヴェスバーが付属。手は穴開き拳と人差し指を伸ばしたライフル・ランチャー用が左右それぞれ付属します。
今回はライフルのフォアグリップを切り離して可動化してみました。切って余分を削っただけで特に可動軸の調整はしていませんが、保持力は適度に出ました。
今回はサーベル刃の接続軸の太さには特にばらつきは無かったので、白いF91で片方だけ緩かったのは個体差みたい。
武装のギミックも同じなので特に書くことがないです。