HG-UC1/144フルアーマーガンダム7号機
 2009年9月発売で通し番号は98。つまりガンダムUCのHG展開開始直前のキットです。
 PS3版ガンダム戦記からのキット化で、M-MSVが初出のデザインをゲーム用にリニューアルしたもの。そのゲームでは素の7号機が普通に使用可能で重装フルアーマーは特定ステージ限定で登場していて、この形態のみDLC扱い(※ただし初回限定ボックスにはコードが同梱)でしたが、素の7号機だと特徴が弱くて重装だと大きすぎるということなのか、これのみがキット化されています。なお、ランナー構成的にも素の7号機のキット化は最初から想定していなさそうな設計です。
 ちなみに素の7号機は7番目のガンダムなので形式番号はRX-78-7ですが、フルアーマー化するとフルアーマーガンダム、ヘビーガンダムに続く3番目のモデルなのでFA-78-3になるという地味にややこしい設定になっています。
 で、以前一度組んでいましたが、6号機と4号機のキット化が決まったのでもう1回組むことにしたわけですが、その前に組んだ分は普通に部分塗装で設定カラーで仕上げていたので、最初はカラーリングの変更でM-MSV版っぽくできないかと試してみました。

 で、こんな感じでしたが、そもそも形状が違うから配色を合わせようがない部分もあるし、他の機体は普通にリニューアル版設定に合わせて塗ったしで、結局本来のカラーリングに寄せて塗り直しました。追加した色分けの一部は勿体無いので残しましたが。

 全塗装しています。青の成形色はエクシア等と同じ色味でしたが、最初はM-MSV版のイメージで暗めの色味にして、その後コバルトブルーに寄せつつ4号機と被らないように調整しましたが、さらにデジカメを経由したら現物より妙に明るい色味になって成形色とほぼ同じに見えますね。
 色分けは細かい方ですが、マスクの両脇のセンサーやスネ下部のグレー、細かいノズル類等は不足しています。
 なお、リニューアル版設定では本来はバックパックの右側にも左と同じ赤いフィンが付いていてキャノン装備時に換装するようになっていますが、右に付けられるフィンは付属しないしそもそも基部のジョイントも違う構造なので、キャノン無しの状態は再現できません。
 関節はABSとKPSは不採用で、PC-001採用キットとしては標準的な構造。

 頭部はνガンダム等と同様に、ヘルメットと顔面をそれぞれスライド金型で成形してあります。
 なお、肩側面の丸いノズルは周囲の白い部分とは別パーツ化されていますが、穴は開いていなくて丸い円筒状なので彫っています。

 増加装甲でボリュームアップして靴底で背も多少伸びていますが、基本的には他のRX-78系とほぼ同じサイズとバランスの骨格です。

 武装はライフルとシールド、あとサーベルが柄のみ付属。手は穴開き拳と平手が左右それぞれ付属します。割と珍しい右の平手が付属する代わりに、ライフルにグリップガードが無いデザインのためか銃器用の右手は無くて拳で代用されています。
 ライフル本体は関節部やキャノンとは違う色味のライトグレー成形で、センサーは黄色。フォアグリップは可動です。
 シールドは白、ライトグレー、黄色の3色成形で表面は色分け済み。

 サーベルは柄しかありませんが、穴はあるので他のキットから刃を流用すれば展開状態にできます。なお、柄はM-MSV版では青でゲーム版ではグレーですが、どうもグレーだと背中に付けたときに周囲のパーツに埋没して目立たない気がするし、かといって白くするのも没個性な気がするので、塗り直した後も青のままにしました。でも4号機と被るからまたてきとうに塗り直すかも。

 

 

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