HGCEフリーダムガンダムカスタムキット
ホビージャパン2015年10月号付録。基本的にはHG-CEフリーダムに組み付けてフリーダムガンダムフレイムフェーダーを再現するためのパーツですが、武装については他のキットにも転用できます。
パーツは白成形のランナー1枚分。頭部、肩と胸の装甲、あとフェイダトンファーとブレード3種が2セット付属。
胸装甲は元のコクピットハッチと交換、肩の増加装甲は元の装甲の赤いパーツだけ外して取り付け。
で、付録のパーツは全部使いましたが、せっかくなので他にもパーツを足したり引いたりしてみました。
普通に組むと背中が重いのが気になるのと、どうせならシルエットを大きく変えてしまいたいので、羽根とサイドスカートは交換してしまうことにしました。今回の追加パーツはストライクからフリーダムで減ったソード要素を補う意図もあったそうなので、逆にランチャー要素を削るのもアリかなあ、とかそういう感じで。
サイドスカートはボールデンアームアームズの装甲。外形は未加工ですが、そのままだと腰からちょっと浮いてしまうので軸受けを削って少し短くしています。
フリーダムのバックパック基部のジョイント自体はAGP規格ですがすぐ下にノズルが生えていて接触面積が広いものだとそのままポン付けできませんが、パワードアームズのバックパックにはちょうどこのノズルの位置に窪みがあるのでこれをそのまま転用。羽根はポータントフライヤーのを付けました。
最初はポータントフライヤーをそのまま背負わせてみましたが、羽根が刃を畳んだトンファーと干渉して取り回しが悪いのでそれは没に。
結果として羽根はあってもスラスターの類がほどんど無い有様になっていますが、フリーダムやノワールの羽根も推進器が入っているようには見えないのであの世界ならこれでも飛べるんじゃないかな多分。というか無印はともかくDESTINYだとほぼ羽根の有無で飛行可能かどうかが決まるくらいの勢いだったので、大きい板状のパーツで特殊な力場か何かを形成して揚力を発生する技術が云々みたいな裏設定があるんじゃないかと当時は思っていましたが別にそんなことなかったです(余談)。
配色を変えたのは元々は青と黒の羽根を白と赤で塗り直すのが面倒臭かったからですが、その羽根を全部交換してしまったので本体はフレイムフェーダーのデフォルトカラーのままでもよかったかと後で思いました。肩の青いノズルにフィンビットとブレイドアジャスター(3ミリ穴が2つ付いたジョイントパーツ)のいずれかを取り付け可能で、これは2個ずつ付属するので片方余ります。
頭部も単色成形ですが、顔面は通常のHGキットと同様に2パーツに分割されています。頭部は素のフリーダムと顔面、ヘルメット、アンテナをそれぞれ入れ替え可能です。写真はアンテナだけ交換した状態。
アンテナがかなり幅広で厚みも目立つので、今回は先端のフラッグの除去の他にエッジも斜めに削っています。トンファーには3種付属するブレードを取り付け可能。
フリーダム自体の腕に特にジョイントが無いのでトンファーは手持ち式。ただ、形状はフリーダムの前腕のラインに合わせてあります。グリップ基部は回転可能。
なお、トンファー本体は左右共通パーツですが、グリップは斜めに角度がついていて左右の区別があります。ブレードは本来の位置の他に、銃口にも付けられます。
あと銃口および反対側の端にはビームサーベルの刃も取り付け可能。トンファー2個の合体も可能。
で、トンファーの刃もポータントの羽根も3ミリ軸接続なのでこういうことも可能。