1/144マスターガンダム
 旧キットです。今回組んだのは2022年の再販分。1/100ではマックスターより先行してシャイニング、ドラゴンに続く第3弾でしたが、1/144ではシャッフル5機+シュピーゲルの後で7番目です。

 全塗装しました。今回は成形色が赤とダークグレーの2色のみ。なお、設定上は黒とダークブルーの塗り分けですが、旧キットでは1/100も含めて成形色も箱絵や彩色見本も黒っぽい部分は1色しか使わない扱いになっています。ただ、説明書のイラストは2色塗り分けだったりしますが。
 で、単色の方が旧キットの雰囲気は出るかと思ったのでそんな感じで。
 ツノが頭に一体化していたり胴体が真っ黒で足先が真っ赤だったりと、成形色が2色しかないのを置いておいても色分けはシリーズ内でも少ない方。
 シボ加工は肩装甲ですが、成形の都合か合わせ目付近は平滑面になっています。
 腰装甲は全部固定ですが、股関節フレームだけ別パーツで組んだ後でも着脱できるというシリーズでも珍しい構成。
 あとボルトと同様に足首のボール受けのポリパーツは足に入っています。足首の可動範囲はシリーズでも広い方。ただ、腰装甲が完全固定で股関節が前にほとんど動かなかったり、肩装甲と上腕が一体化していて肩があまり横に上がらないうえに脇を締めるのにも制限があったり、羽根が横に開くだけで跳ね上げる動きができなかったりするのもあってポージングの自由度は低め。
 手はプラ製の平手になっていて、ボールの径が小さくなっているのでポリの拳は使えません。

 マスクの造形はだいぶエッジが丸まっている感じで、眼の下のモールドも再現されていません。あとマスクはヘルメットに一体化していますが眼だけ別パーツ。

 顔は特に他のキットより大きいわけでもないですが、頭の斜め後ろに突き出た部分かなり大きいので頭が大きい印象になりがちかも。

 武器は無いしマントも変形しませんが、ニアクラッシャー(前腕の伸縮)が可動で再現されています。あと平手はプラ製なので、塗装すれば一応ダークネスフィンガーっぽくできなくもないですが。
 なお、前腕は手首側が黒、肘側が赤単色成形なので、伸縮部のフレームは塗装しないと赤いです。

 腰は回らないし股関節もこの程度が可動の限界です。羽根が上に動けばまだマシだった気もしますが。

 

メニューに戻る

inserted by FC2 system