HG1/144ガデッサ
13話までにリヴァイヴ機とヒリング機の2機が登場していて色味が若干異なりますが、キットはリヴァイヴ機仕様の配色でパイロットとしてもリヴァイヴのみ掲載されています。ただし今のところヒリング機しか装備していない増設エネルギーパックも付属。
ガラッゾとの相違点は頭、肩、腰正面装甲、手ですが、ランナーはその部位にスイッチが入っているので最初から流用前提の設計のようです。
で、設定カラーがあまり好みではなかったので緑色の明度と彩度を落とす方向でほぼ全塗装です。赤とダークグレーだけそのまま。本体色はガンダムカラーのグーン用グレーとズゴック用グリーンを使っているので実は水陸両用カラーだったりします。
設定どおりの配色にする場合、マスク、胸装甲の隙間から見える赤い丸、肩装甲から生えたフィン、スネ下端側面、武器の砲身内側、あと各部のノズル等はパーツで色分けされていません。肩やスネの色分けはシールが付属しますが、武器の黄色はシールも無し。
通常形態では足先が自立を考慮していないデザインのためか、アリオスにも付属していた黒いスタンドが付属します。写真では付属のものではなくアクションベース2を使っています。
ポリパーツは新型ですが、配置は他のキットとはかなり異なっています。手首のボールジョイントが他のキットより大径で保持力が高め。GNドライヴ搭載機には珍しく円形コンデンサが無いデザインのせいか、クリアパーツは全くありません。顔は目元とマスク、顎装甲まで単色で一体成形。
着陸形態+武器追加。足先は爪先のみ組換え、他は差し替え無しでで変形します。というか爪先を組み替えずにかかとを開くだけでも一応自立は可能です。
平手は左のみ付属。
腰後面のジョイント穴に取り付けるフレーム状パーツを介してランチャーとパックを装着する構造で、どちらか片方だけを腰につけることもできます。全体に一回り大きいアヘッドとは異なり細身で、胸部はむしろ他の機体より小さいくらいなので、身長は高くてもそう極端に大型な印象はありません。
コクピットブロックは接着しなければ着脱可能。分離時の基部の形状は設定どおりになりませんが、それっぽい雰囲気にはなります。左右のフィンと背面への取り付けアームはそれぞれ基部にポリパーツ入りで可動。
武器はGNメガランチャーのみ。収納形態およびバーストモードに変形します。砲身は素組みだと完全には閉じず隙間ができます。
本体側面についたハンドル状のパーツを使って両手持ちが可能。
砲身の内側はガイアカラーのスターブライトジュラルミンで塗ってみました。黄色をきれいに発色させるのが面倒臭かったからですが。手首付近にGNバルカンの銃口があります。あと肩と腕のフィン状のパーツも格闘武器になるという設定。
ランチャーは突き刺したりバリアを張ったりできそうな気がしないでもないです。
足首は二重構造で、見た目が細い割に可動範囲は広くて接地性も高め。なんか特殊なデザインですがこれはこれで格好よくて気に入りましたよ。