HG1/144ドムR35
HG-UCドムからの流用は無い新規キット。ランナータグの名称はドムR35の他に単にドムになっているものも混在し、またパーツ配置的にも流用でノーマルドムを出すことは想定してあるようです。一応ランバ・ラルと縁が無いこともないミサイル装備アッグを意識して黄色を足したりしてみましたが、どうも落ち着かないので塗り直して、
結局こんな感じに落ち着きました。青は塗装箇所と色味を揃えるために全部塗っていますが、色味は成形色から多少ずれている程度です。
腰の丸い部分のグレーとバックパックの薄い青の内側の面はシールが付属。他はだいたい色分け済みです。ただ、足裏は見本写真だと外側が青くなっていますが全面グレー成形。
関節はAGPポリで、全体的に保持力が少し頼りないです。あと肘はHG-UCドムより深く曲がりますが、足首はスネへの接続フレーム基部が前後にしか曲がらなくて横曲げは下のボールジョイント1個分しか無いので、接地性はHG-UCドムより悪いです。リアスカートのスラスターは基部が折り畳み式のアームになっていて展開可能。背面スラスターと接続して高機動モードになるという設定ですが、キットには特に固定するジョイントは無いので位置を合わせるだけです。
モノアイシールドはクリアパーツで、モノアイ自体はグレー成形。
モノアイは可動ですが、動かす場合は一旦正面の外装を外す必要があります。爪先の形状がかなり違いますが、ランナー構成的にはここはノーマルドムにもそのまま使い回す想定のようです。スカートの形状も含めてHG-UCより細身。
武装は多目的シールドのみ2つ付属。グフのヒート剣はありません。
手は穴開き拳が左右と、平手が左のみ付属。
シールド下部の薄い青は色分けされていません。
この形態のシールドはジョイントで腕に付けてグリップは握らない指定ですが、グレーのグリップを握ることも可能です。
シールドは射撃形態と格闘形態に変形可能。変形自体は差し替え無しですが、腕からは一旦外す必要があります。この2形態ではそれぞれ手で握る位置が相違。
肘と膝のクローは可動で開閉可能。
グフR35のヒート剣の流用はできなくもないですが、ドムの方が握りが緩いので手の中で柄が回ります。
あと腕武器の流用は不可能。背面には計6個の3ミリ穴がありますが全部横を向いているので、グフの造設ブースターも流用できません。
HG-UCドムの武装のグリップは逆に大きすぎて、強引に持たせることは可能ですが拳に隙間ができます。
HGビルドカスタムの武器類も総じて緩目で、グリップに返しが付いていないものはあまり安定しません。
そういうわけで武装の流用についてはどうも不便です。あと写真のバズーカやガトリングみたいに重い武器だと手首が負け気味です。