HG1/144 MS-06RD-4 高機動試作型ザク
 プレミアムバンダイ限定キット。パッケージは単色、説明書は専用のもので片面カラー印刷ですが、カラーガイドとマーキング指示だけで設定解説はありません。
 ドム試作実験機からの流用パーツ+新規パーツという構成で、名前はザクですが既出のザク系キットからの流用はありません。余剰パーツはかなり少な目。

 どうも08小隊作中での配色よりそれより前に見たHJ作例のカラーリングの印象の方が個人的には強かったので(ちなみにその作例は設定とは色が全然違うのにリミテッドモデルのボールK型のパッケージ写真にもそのまま使われていたりします)、設定カラーとの折衷案みたいな感じで塗ってみたら結局何だかよくわからない配色になりましたが。
 モノアイと爪先の赤はシールが付属して他はだいたい色分け済み。爪先は色分けは無いですが別パーツにはなっています。
 成形色は総じて08小隊やMSDの設定画より暗めで、スネや足先等は原色に近い黒です。
 頭、左肩、肘の突起、胸部中央、バックパック、スネ前面、足先(紫の部分以外)が新規パーツで、他はドム試作実験機と共通。

 頭部は丸ごと新規パーツ。モノアイレールに凹凸があります。

 胸部や肘側面等のディテールが他のオリジン版ザク系キットとは相違しています。

 武装はマシンガンとヒートホークが付属。いずれも新規パーツです。手はドム試作実験機と同様で、左右の穴開き拳と右の銃器用、左の平手。
 マシンガンはオリジン版06R付属のもの等とは別デザインで、マガジンが外側にオフセットされている他ディテールも相違。マガジン上面のディテールが貫通した穴になっているのがちょっと違和感あります。
 ヒートホークは特に形状の相違は無いですが、収納状態のものが無くなって腰への接続には着脱式のジョイントパーツを使うようになっています。腰に付けた状態だと腕と干渉して脇が締めづらくなります。

 腰ブロックはドム試作実験機と同じ構造なので、股間には3ミリ穴があります。
 あとこのキット単体だと特に用途が無いですが、バックパック側面にはシャアザクと同様にジョイント穴があります。

 

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