1/144ガンキャノン最初期型 改修試験機
 「RX-78の開発にあたって、既存のRCX-76-02をその支援機として再利用するために試作された改修案。RX-78を前衛としてその火力支援を主用途とし、肩の固定火器の配置を一旦は廃止された左右対称型として火力の向上を図り、それに伴い頭部アンテナは干渉を避けるため側面から後部に配置を変更した。また、5指型マニピュレータの実用性を検証するため従来の3指型から換装している」
 ・・・という設定を想定していますが、要するにオリジン版のガンキャノン最初期型を改造して「ノーマルなガンキャノン」に近いものを作りたかった、というネタです。
 最初は機動試験型/火力試験型を組むと頭と武装が片方余るから、それを最初期型に混ぜて何か作れないか、とネタを練っていましたが、最終的に試験型のパーツは全く使わない構成になったという。

 そういうわけでアンテナと肩武器と手だけ変更しています。
 オリジン版の赤いガンキャノン自体はいずれ数年以内にはキット化するだろうと踏んで、それと被らないようにカラーリングはリアルタイプ・ガンキャノンの方を元にしてみました。リアルタイプは関節まわりも膝等の装甲と同じ色だったのを今回は元のグレーに合わせましたが、肩ブロックは色が薄いと違和感があったので装甲に合わせて変えています。
 頭部は側面のアンテナを切断して後頭部に接着しただけ。手は次元ビルドナックルズ丸のMサイズそのままです。
 ところで次元ビルドナックルズのパッケージの英語表記は角は“KAKU”なのに丸は“ROUND”で不統一ですね。余談ですが。

 ミサイルランチャーは左側面のパーツを3枚におろして、右側面のパーツから肩との接続アーム部分だけを切断。これらを合わせてアーム部分だけを一旦別ブロック化してから向きを変えて再接着することで、元の形状を左右逆にしています。
 丸ごと3つに輪切りにして前後を反転させるだけでいけるかと思っていましたがそれだと対称にならないし、円筒部分を丸ごと残してアームだけそぎ落とすのは切断が難しいうえに円筒に開いた穴を埋める必要があるしで、最終的にこの加工に落ち着きました。
 3枚おろしはパーツの裏側のリブをガイドにすれば精度が出しやすい・・・ということに気付いたのは外側から刃を入れて切断した後でした。

 そういうわけでオリジン版ガンキャノン本体を組むのは都合4回目なのでさすがに慣れました。

 手持ち武装は最初期型のライフルにしました。ガンキャノン用ビームライフルがかなり独特な形状なのでイメージを踏襲しつつオリジン版に合わせたものを用意しようとすると自作するしかなさそうだったのと、試験型のマシンガンは次元ビルドナックルズだと無加工では持てないので。シールドは元のガンキャノンには無いし着脱で腕の塗装が剥げるのも怖いしで省きました。

 前に素組みした分と合わせて最初期型の肩キャノンも2組できたので、両肩キャノンにもできます。

 

 

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