HG1/144 MS-05S シャア専用ザクI
赤いザクTは月面でガンキャノンと戦った比較的ノーマルな仕様のものと、もっと後のあちこち改造済みのものの2種類登場していて両方キット化予定ですが、これは後者の方。
ザクT(デニム/スレンダー機)の流用キット。あとバックパックはザクU(シャア機)からの流用で他は新規です。本体の大半は既存パーツの寄せ集めで作れそうなデザインですが、ランナー構成や色分けの都合か頭部や肩、スネ等の外装も新規ランナーに入っていて、新規パーツは意外と多いです。
バックパックと肩装甲はデニム/スレンダー機のパーツも全部残っています。他にも外装がほぼ2組入っている部位が多くて、余ったパーツを使えば塗装無しで月面戦仕様にかなり近い状態にできますが、スネ下端の装甲が1組しかないのでちょっと不足します。
あと新規パーツはマシンガンのマガジンのみバックパックのランナーにスイッチで継ぎ足されていて、残りは全部多色成形の新規ランナー1枚に入っていますが、新規ランナーはあちこちスイッチが入っていてマシンガン等の流用も想定してあるようです。
関節まわり以外は塗っています。薄い方の赤は成形色に合わせて、胴体はガイアのブラッドレッド、バックパックはクレオスのあずき色をそのまま使いました。
成形色はおおむねザクU(シャア機)と同様。
バックパックは流用で、ケーブルを接続する穴もそのまま残っていて開いたままです。頭部外装は新規パーツですが、形状は特に変化していないようです。
バックパックと肩装甲の他に、前腕側面の丸い部分もデニム/スレンダー機とは相違しています。あとザクTではスネ後部下端が半円状にえぐれていますが、これはそこがにえぐれていなくてザクUに近い形状。
武装はベルト給弾式MS用マシンガンと、ザク系共通のヒートホークが収納・展開状態の2種付属。手もオリジン版ザク系と共通の内容です。従来のバズーカやライフル等は付属しません。
マシンガンのマガジンはバックパック下部に専用のジョイントで接続。給弾ベルトはアサフレックス製で、成形色はマシンガン本体より暗め。
バックパックの形状はザクU(シャア機)と共通なので、そっちにベルト給弾式マシンガンを付けることも可能。