HG1/144ザクUC型/C-5型
 何だかんだでオリジン版シャア専用ザクから2年以上経ってようやくのノーマルなザクです。厳密には標準的な量産型のF型やJ型ではなく開戦当時に使用されていた初期型のC型ですが。商品情報によるとノーマルなザク色のザクはHGでは2003年以来のキット化とのこと。ちなみに色だけなら一応2010年にF2ザクが出ています。・・・というかあれですら既に7年前という事実にちょっと焦りました。
 C型とC-5型の選択式キット。胸部装甲、左前腕が相違していて、C型が従来の標準的なザク寄りでC5型はオリジン原作での量産型ザクに近いデザインになっています。あとバックパックも2種類付属しますが(シャア機と同じものと、ノズルのみ旧ザクと共通で他は新造のもの)、これはどちらがどちらの専用とは特に決まっていないようで、見本写真でも入れ替えていたりします。
 で、元々C型とC-5型を両方組むつもりで2個予約していましたが、成形色が箱絵や見本写真よりあからさまに暗くてちょっと違和感があったので、

 どうせ色を変えるならということで2つで色味をそれぞれ変えて塗ってみました。なんかつい最近別のキットでも似たようなことをしましたが。

 

 まずC型の方を。バックパックは2種付属するうち新規造形の方を使っています。これは他のオリジン版ザク系と違って側面に3ミリ穴が無いです。他の部分は胸の左右ブロックが06R等、他はシャア機と色以外同様です。なお、写真では使っていませんが頭部はツノ付きの指揮官機用パーツも付属。
 ※胸が左右に寄った状態になっていますが、本来はもっと中央部の左右幅が広いです。
 関節のグレー以外は塗っています。成形色は頭や手足の薄い方の緑が旧ザクの緑とほぼ同じくらいの色味で、胴体は黒に近いくらいのダークグリーン。胸や膝等もほぼ原色の黒で、従来のキットより暗めの色だったオリジン版シャア専用ザクと比べてもかなり暗い感じ。ただ、バックパックだけは写真の状態でほぼ成形色と同じ色です。あと関節のグレーも他のオリジン版ザク系と共通。
 こっちは個人的な量産型ザクのイメージそのままの色で塗ったというか、薄い方の緑はガンダムカラーをそのまま使っています。

 C-5型にはシャア機と同じバックパックを付けています。胸の正面が中央・左右ともに新規パーツで、あと左前腕にこれも新規の増加装甲が付きます。なお、この装甲は構造上右腕にも付けられますが、前腕が分厚くなるので肘を外側に向けて腕をまっすぐ伸ばすとシールドと干渉します。
 こっちは個人的にオリジン原作版はアニメのザクより色が濃い印象だったので(昔出ていた原作版アクションフィギュアの影響かも)濃いめにしてみましたが、これでも成形色よりは薄いです。あと胸にセンサーっぽい色分けをつけたのも原作版を意識してみました。
 緑の塗料はガイアのスコープドッグ用とラウンドフェイサー用をそのまま使ってサンライズロボアニメの緑色丸顔量産型ガワラメカコラボレーションです。

 そういうわけで本体の形状は胸とC-5型の左腕以外は共通です。

 武装はマシンガン、バズーカ、対艦ライフル、ヒートホーク、ベルト式マシンガンが付属。全部既存キットからの流用ですが、これらの武装が1個で全部揃うキットは今のところこれだけです。

 ベルト式マシンガンの弾倉は、2種類付属するバックパックのどちらにも対応しています。

 

 

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