RG1/144ガンダム試作1号機ゼフィランサス
 2013年7月にフルバーニアンと同時発売。今回組んだのは2020年再販分です。
 アドバンスドMSジョイントは先行したMk-Uのものがそのまま流用されていて、露出する肩の付け根や膝あたりにその名残りがあります。ただ、コアブロック格納の都合で胸部のみフレームを使っていなくて丸ごと余ります。

 まずコアファイターU。内蔵ギミックのためにHGのものより縮んでいますが、青い部分だけ見るとほぼ同サイズで、機首と後部だけ縮んでいるので独特なバランスになっています。
 キャノピーは枠も含めて無色クリア成形で、開閉可能。
 着陸脚は変形の際には取り外すようになっています。ビームガン先端の銃口も今回は開口済み。
 MGではダクトのパーツは合体時には丸ごと交換する構成でしたが、今回は白と黄色で別パーツ化されていて、黄色いパーツを一旦外して前後反転させることで形状の変化に対応しています。

 上述のようにHG-UCのものより全体としては小型化しています。

 で、コアブロックを格納したMS形態。なお、MGと同様に今回も非変形のコアブロックは付属しないし、構造上コアファイター抜きだと接続もできないので、本体とコアファイターの両立はできません。
 フレームの塗料が食いつかない部分以外はだいたい全塗装しています。白を2色使っているのは1色に減らしましたが、ふくらはぎ側面のグレー等のアニメ版設定に無い色分けは残しました。あと、肩上面の黄色やノズル内の赤を追加しています。
 色使い自体は直近に組んだHG-UC版との差別化も兼ねて、アニメの設定には寄せずに白は原色、グレーは標準的な色味にしています。まあ材質の問題で関節周りを全塗装はできないのでグレーの色味を大きく変えるわけにもいかなかった、というのもありますが。
 可動は成形済みフレーム採用のRGとしては標準的なつくりで、膝関節を曲げると装甲が連動してスライドします。

 MGやHG-UCと比べるとだいぶ吊り目になっています。センサー類は全部無色クリア成形でシールが付属。
 コクピットハッチはMG版と同様、正面を開ける他にブロックを丸ごと上に動かすこともできます。

 元の設定画は他のMSと比べてもだいぶ独特な面構成で、MGやHG-UCはステイメンから逆算した感じというかカトキ色の強いアレンジでしたが、今回は他のMSと整合させつつある程度元デザインに寄せている感じです(足の甲のラインとか)。

 武装はライフル、サーベル、シールドが付属。HG-UCにはあったマシンガンは付属しません。
 手は拳と成形済み可動指の他、右の武器用固定タイプと、左のシールドグリップと一体化したものが付属。
 ライフルはカートリッジが着脱式で、シールド裏に予備が2つ付いています。なお、合計4個付属して残り1個は余ります。
 ライフルのセンサーも無色クリアパーツで、形状的にシールも貼れないので色分けはありません。
 今回コアブロックを内蔵しつつ腕を大きく前に引き出せるようになったので、MGやHG-UCでは厳しかった両手持ちも自然にできます。

 MGやHG-UCには無かったライフルの「ジッテ」用ビーム刃も付属。
 シールドはスライド式で伸縮可能。腕のジョイントに接続しつつ手でもグリップを握る構成で、グリップを外してしまえばジョイントだけでも固定できますが、このジョイントの固定がちょっと甘いのでグリップも使った方が無難です。

 サーベルの柄は固定用の突起が付いた手持ち用のものが別途付属しますが、収納用のものも突起以外の形状は同じでサーベル刃の取り付けも可能です。
 固定指は特に銃器に合わせた造形ではないのでサーベルにも使えますが、軽いので可動指で持たせても安定します。
 シールドのグリップと一体化した左手を使うと、シールドを正面に突き出したポーズでも安定します。シールドの向きが拳の正面に固定されるので素立ちだと使えませんが。

 

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