HG1/144ガンダムマルコシアス
 2020年3月発売。ウルズハント登場MSのキット化第1弾でしたが、ウルズハント自体がその後2年ほど音沙汰が無かったうえにマルコシアスも「現存が確認されていない」という設定で現状謎だらけです。
 ガンダムフレーム4が流用されていますが、他は全部新規パーツ。

 全塗装しました。成形色はハシュマルと共通みたいで(何しろ組んだのが数年前のうえに全面塗ったからうろ覚えです)、白が赤紫寄りの独特の色味で赤は柿色っぽいですが、好みで赤はマゼンタに寄せました。あと設定上はバルバトスや端白星と同様にグレーが2色あって背面の羽根の基部フレームや前腕のクローユニット等はフレームとは違う色ですが、成形色はフレームの色に統一されています。
 肩や腕、腹部、フロントスカート、腰のバインダー等の赤がシールだったり、黄色の成形色はツノと胸ダクトのみで他はシールも無かったりと、色分けは省略が多め。
 関節はガンダムフレーム4がほぼそのまま入っていますが、前腕はポリパーツ(トライバーニング等に使われていた筒状のボール受け)で延長されています。腰の左右のバインダーが腕に干渉するので可動は若干制限されますが、見た目ほどでもないです。
 なお、腰のバインダーの付け根はバルバトス等のサイドスカート基部とは構造が相違していて、KPSのボールジョイントでの接続になっています。
 あと背中の羽根はバックパックに対し基部で前後に曲げられますが、この曲げ可動が最初から若干緩い感じでした。

 ツノは丸ごと黄色成形。今回はツノ先端の他にマスク両脇の外装も削って薄くしてみました。

 骨格は前腕の延長以外他のガンダムフレームと共通ですが、全体的に分厚いです。

 

 武装はバスタードメイスと中に収納される大太刀、シールド、あとバインダーに入っている短剣が付属。手はフレーム4共通の穴開き拳のみ。
 なお、シールドは後の大太刀を持った写真で付けています。

 メイスは専用ジョイントで背中に装着できます。なお、この写真のみメイス本体に対して大太刀の向きが間違っています(刃の背に付いている赤い部分を内側に入れて露出させないのが本来の配置)。

 腕のクローは差し替えで位置をずらして展開状態に。

 メイスはそれ自体が大太刀の鞘になっていますが、柄は共通なので大太刀を抜くとメイスは持てなくなります。
 シールドは1パーツで色分けはシールが付属。機体そのものや主武器が大きい割にかなり小ぶりです。

 背面と腰左右のバインダーはサブアームとして展開可能。背中の方のみ展開の際に先端のマニピュレータ的なものの差し換えが必要ですが、中に収納されてはいます。

 展開したサブアームで、バインダーの中に収納可能な短剣を持つことができます。なお、大太刀と短剣はいずれも単色成形でシールも無いですが、柄の黄色の部分は短剣は全面にモールドがありますが何故か大太刀は側面だけで前後は平面になっています。
 腰のは肘に相当する部分がボール接続ですがほぼ横にしか曲がらない(肘を曲げるような動きができない)ので、ポージングはやや制限されます。

 

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