HG1/144ガンダムアスモデウス
2022年4月発売。ウルズハントに登場予定の機体ですが、説明書にもパイロットの設定や作中での所在等の記載は無くてよくわかりません。
ガンダムフレーム4が流用されていますが、股関節軸と肩装甲基部は専用パーツ。
全塗装しました。色味はだいたい地色に寄せましたが、紫はそもそも成形色に無いので設定画に合わせてシールの色味より赤寄りにしています。あと黄色は現物だともうちょっと黄緑ですが撮影で発色がずれました。
腰正面中央の白とグレー、前腕や腰のグレネードの黄緑、太股正面の模様、ふくらはぎ側面の凹部、スネ下端の黄緑、スネ後部のフィン、足の甲のグレーが全部シールだったりと、最近のHGとしてはだいぶざっくりと色分けが省かれています。
あとグレネードは基部まで一体成型で、後ろに穴が開いています。
関節構造はだいたいガンダムフレームそのまま。上述のように股関節軸が専用パーツになっていて、構造は同様ですが股関節の左右幅が拡大されています。
頭部は眼と両脇のダクト以外色分け済み。
胸のダクトとふくらはぎの凹部は中身にメッシュ状のモールドがあります。
武装は手持ち式のライフル、ギガント・ジャベリンが1つずつと、腕に固定するグラン・トンファーが2つ付属。手は穴開き拳のみです。
ライフルは腰後面に取り付け可能。この取り付け部はポリパーツ入りで開閉可能です。トンファーはグレー単色成形。伸縮は差し替え式で、かなり長くなります。なお、伸ばすときには炸薬を使う設定だそうです。
トンファーは腕に丸軸2つで固定する構造で、基部は動きませんが外して前後逆にすることはできます。
ジャベリンはリード線で射出状態にできます。設定上はトンファーの間合いを避けてくる相手に使う中距離武器だそうです。ちなみにライフルとグレネードはトンファーの間合いに入るための布石として使うとのこと。
足先は指状の部分が可動で(爪先の方は2本がつながっていて個別には動かせません)、裏に入っている爪を差し替えで展開可能。小さいパーツですが意外とスムーズに着脱できて、勝手に外れたりもしない適度な噛み合わせになっています。