1/100ガンダムグシオン
 本来はグシオンリベイクとフレームを共有するコンパチキットですが、今回はグシオン/リベイク1個とバルバトスのフレーム1個で2体組んで、バルバトスのフレームにグシオンのガワを付ける形で仕上げました。
 グシオンだと膝下はフレームを使わないし胴体も芯になるだけだしでリベイクより加工しやすいだろうと判断しましたが、腕とかは装甲とフレームの間が隙間だらけのグシオンより密着するリベイクの方が調整しやすかったかも、と後で思いました。

 そういうわけで加工ですが、膝に関してはバルバトスのパーツの丸穴をこんな感じで切り欠いてやればグシオンのスネをそのまま接続できます。幅を合わせればはめ込むだけで固定できますが、緩目に削って接着してしまっても可動には影響しません。分解はしづらくなりますが。
 他の部分ですが、無加工で行けたのは胸部ブロックだけで、それ以外は干渉する部分を切除する必要があります。特に腰ブロックは正面の形状がかなり違っていて、そのままだと入らないのでざっくり削っています。
 太股と上腕はダボをちょっと切り飛ばせば付けられます。前腕もダボを落とせば付けられますが中身が隙間だらけで安定しないので、ダボに合わせてフレームに穴を開けるかここだけグシオン用フレームのパーツを使ってもよかったかも。

 そういうわけで、一部安定しない部分はありますが、刃物とヤスリだけでも一応形にすることはできます。

 だいたい全部塗りました。今回フレームはグシオン専用パーツについてはHGと違ってちゃんと紫色なのでそこだけは成形色を残していますが、ガンダムフレームが露出する部分はリベイクに合わせた成形色になっています。あと、紫の部分のうちどう見てもフレームではなく装甲だろうという部分は色味を変えてみました。
 こちらも色分けはHGより強化されていますが、HGでも不足は少なかったのでリベイクよりは変化が少ないです。白い部分はシール処理。フロントスカートのマーキングは今回もホイルシールだけなので手描きしました。
 あとHGではグレーを2色使っていて胸部の機銃等は関節とは違う色でしたが、今回はリベイクとの共通部分と武器以外は1色に統一されています。カラーガイドでも特に指定は無くて同じ色扱い。
 首と肩基部は専用のフレームを増設していて、腰ブロックは元のパーツを全部覆う構造。そのため胴体の関節で元のガンダムフレームを使っているのは腰の回転くらいです。
 手足の関節は膝下を丸ごと交換している以外はフレームそのまま。ただ、前腕と手首の間はスペーサーで延長されています。
 首フレームは胸部ではなく背面装甲に接続されていて、スネはフレームが無い構造なので、フレームだけの状態にはできません。あと頭部のフレームも入っていないので、作中での頭のガワを外した状態も再現不可能。
 HGと違って肩装甲が腕ではなく胴体側に付いていますが、横に跳ね上げられるだけで前後には動かないので腕の可動がやや制限されます。あと肩基部は軸接続で前後のスイングや引き出しは無いです。首フレームは2重関節で、足首の接地性も高め。

 眼はやっぱり不透明で色分け済み。これもラピーテープを貼っています。

 HGと同様に横幅が広くて脚が短いです。

 武装はグシオンハンマーとサブマシンガンの他、サイドスカート裏面に手榴弾が入っています。アックスとチョッパーはありません。
 グシオンハンマーとサブマシンガンは標準的な色味のグレー成形。
 手は甲以外リベイクと共通で穴開き拳と平手が付属。
 背中とリアスカートのウェポンラッチは、今回は両方とも差し替え無しで展開可能。
 サブマシンガンはストックの伸縮が可能に。

 手榴弾は左右2個ずつ入っているデザインですが、片方は一体化していて外せるのは1個ずつです。1パーツ成形で、専用のジョイントで平手に固定可能。

 ハンマーは写真で握っている位置に手への固定ジョイントがあります。
 先端はモナカ割りで中身は詰まっていませんが、さすがに大きいのでそこそこ重いです。

 台座はリベイクと共通のジョイントパーツをフレームの股間に付けたまま組み立てればアクションベース1に接続できますが、台座の支柱をそのジョイントまで通すための穴が外装に開いていて、ジョイント無しでもそこに支柱を入れてしまえば多少ぐらつきますが飾れなくはないです。


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