HG-UC1/144ジェガン(エコーズ仕様)
 
小説には登場しておらず、アニメ3巻で新たに設定された機体。
 D型をベースに頭部のバイザーと胸の装甲が増設されたデザインですが、素のD型が未キット化なのでそれ以外の部分にも新規パーツがあります。なお、形式番号はRGM-89Deで素のD型とは区別されています。
 ちなみに今回は説明書に「ギルボアに随伴して出撃したガランシェール隊の無名パイロット」の視点でのショートストーリーが掲載されています。

 頭部はクリアパーツとアゴ以外新規パーツ、胸は素ジェガンのコクピットハッチの接続部を使って増加装甲を取り付ける構成。あとバックパック(丸ノズル以外)と腰ブロックの外装が新規で、残りは素ジェガンおよびスタークジェガンからの流用です。
 素ジェガンの頭部パーツとコクピットハッチも残っています。D型は側頭部の形状も少し違うので完全なD型としては組めませんが、それっぽいものにはなります。
 なお、眼とアゴのパーツは1個しか入っていないので、組んだ後で頭部を入れ替えるにはパーツの付け替えが必要になります。
 各部のノズルの白は塗装が必要。あと、脇腹は色分けされておらずシールも付属しません。

 バイザーはその下の額のパーツと一体化していて、丸ごと差し替えることで移動を再現しています。眼はクリアパーツで、バイザーの丸センサーはシールで処理されています。
 このバイザーの取り付け基部と、あとバックパック基部もちょっと緩かったので調整した方が扱いやすいかも。

 ロトと成形色を揃えてあるかと思ったらそうでもなかったです。
 スタークジェガンでは素ジェガンから流用していた腰のV字マークのパーツが新造されていて、よりUC版の設定に近い形状になっています。

 武器は素ジェガンと同じライフル、シールド、サーベルと、あと新規パーツのバズーカ(スタークジェガンのものとは別デザイン)が付属。上の写真のうち上のバズーカと左のライフルがエコーズ仕様のもので、残りがスタークジェガン付属です。
 手首は左右の穴開き拳と右の銃器用で、削除や追加はありません。

 シールドのミサイルはわざわざ消耗品まで違う色に塗り替えて使うのも不自然な気もするけど逆に視認性を下げるためにわざわざミサイルの色まで変えるのが特殊部隊らしい気もするなあ、とか思ったりしつつ、差し色を入れた方が締まるかと思ったので結局先だけ赤く塗ってみました。
 サーベルの刃は他のジェガン系と同様、長さが違う2本入りのアレです。

 バズーカはグリップが可動式。フォアグリップも可動で両手持ちも可能。
 設定上はエコーズ専用装備ではなく、この時期の連邦軍で標準的に使われているモデルだそうです。

 あと、今回は武器ランナーのタグに余った右手とバイザーを取り付けられるという仕様が導入されています。

・おまけ

 スタークジェガンのパーツのうち塗装せずに移植しても違和感の無さそうな部分だけ取り付けてみました。厳密には脚の黄色いノズルも白く塗るべきですが。
 色と形状ですっかりジェガンっぽさが消えて妙に強そうに。

 あとD型っぽい何か。スタークの頭部の増加装甲を外してマスクの段差をパテで埋めてアゴのパーツを移植すればD型を再現できるはず。妥協して素ジェガンの頭をそのまま使っても特に違和感は無さそうですが。

 

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