1/100ガンダムアストレイミラージュフレーム
 VSアストレイの敵機体は既存の機体のレプリカの改造機という設定になっていますが、これは5機目のアストレイそのものという設定だそうです。装甲はおろかフレームまでVPS装甲に改装されているという設定で、なんかもう新しく作った方が早いような気がしないでもないですが。
 同月にMGアストレイ(ブルー)が発売されていますが、こっちは旧1/100レッドフレームの流用。背面にストライカー対応コネクタが無かったり元キットのパーツを別の位置に転用するアレンジが無かったりと、他のキットの共通フォーマットからは若干外れているような。
 キットは1/100アストレイレッドフレームのパーツ丸ごと全部(成形色変更、メッキは省略)に新規の単色ランナーを追加したもの。他に機体と所属組織のエンブレムのシールが付属します。
 で、設定カラーにどうにも画像ソフト上で色調を変更した的な違和感が個人的には拭えなかったので、ゴールドフレーム天の金色抜きみたいな感じで塗ってみました。破牙丸カラーも考えましたが、紫のフレームを全部赤で塗るとか大変なので。
 なお、設定では手足の装甲は薄紫ですが、成形色は普通の白いパーツと並べると色味が違うのがわかる程度でほぼ真っ白です。

 まずコマンダーモード。元キットがシンプルな人型のレッドフレームのうえにデザイン変更が角と前腕、足首のみなので、肩や背中がかなりすっきりしています。
 本体のパーツ構成はほぼそのままで、足首の関節部分は追加パーツ取り付けのためにフレームが新規パーツに差し替えられています。

 流用元キットと同様に眼はクリアパーツ。
 レッドフレームのパーツは丸ごと残っているので、ツノをV字型のものに交換することも可能。このままでも変形に支障はありません。
 胸にライブラリアンのエンブレムを貼ってみました。ミラージュフレーム専用エンブレムも貼ってみたのですが、白地に貼るのが前提のデザインなので黒く塗った上から貼ると見栄えがかなり悪かったから剥がしてしまいました。

 体形は元キットほぼそのままですが、前述のように足首部分のみフレームが交換されていて背が若干伸びています。リバイと並べると元は同じ機体だったとは思えません。

 手持ち武器はライフル、サーベル、シールドと天羽々斬(刀)が付属。他にアンクレットソード(Aソード)とブレスレットソード(Bソード)が手足に追加されています。
 Aソードは着脱可能。取り付けにシールド用ジョイントを使うのでシールドとの同時装備はできません。ということでシールドとライフルは省略しました。なお、ライフルは成形色が胸や足先と同じピンクになっています。

 刀はガーベラストレートの流用で形状は全く同じ。刃には菊一文字の銘までそのまま残っています。設定上は刀身がVPS装甲で色が変わるらしいですが、成形色は白で見本写真も同様。
 で、蛍光レッドを塗ってみたらただのビームサーベルにしか見えなくなったわけですが。
 レッドフレームの刀の鞘に添えるための左手パーツもそのまま残っています。
 1/100レッドフレーム自体が当時の非MGとしては異例の可動範囲だったので、これも数年前の流用キットにしてはよく動きます。

 続いてグラディエーターモード。顔と前腕と足首を反転させるだけのシンプルな構成で大きく印象が変化していて面白いです。行程が簡単なうえに差し替えも無くて気軽に変形させられます。
 あと、後頭部にガンダム顔が丸ごと露出していますが仕様です。
 両手足のブレスレットソードとアンクレットソードが展開。元の手首は後ろに回るので基本素手です。
 足のソードは一体成形で、3つが独立して動いたりはできません。

 こっちの顔はクリアパーツ無し。新規パーツは紫単色で、額の白とセンサーの緑はシールが付属します。

 足先で身長が伸びるのと、シルエットが素のアストレイから変化するおかげで、リバイと並べたときの違和感は変形前より緩和されているような気が。

 体型が特殊なのでポーズをつけづらいです。可動範囲の問題よりもどういうポーズが様になるのかつかみづらい的な意味で。

 なんちゃって六刀流。

 

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