1/144 MS-06A 先行量産型ザク
 オリジン版ザクの改造、というか組み替えて塗っただけです。
 元々C型より前の機体として文章設定のみが存在していたものがSDガシャポン(未彩色2体入りの頃)のおまけのシールとしてビジュアル化されて、それが20年くらい後になってMSV-Rでリデザインされた、という経緯の機体。
 基本的にザクの両肩に旧ザクの丸い肩装甲を付けただけで、工作は簡単というか組み換えだけで作れるものの、今のところ丸い肩装甲は旧ザク派生にしか付いていない(他にMS-06RD-4も一応ありますが
)うえに1個で2つ付属するキットも無い(一応MGラル専用ザクTがあるにはありますが左右非対称)ので、ザク1個に旧ザク2個の計3個必要なのが地味にやっかいです。そういうわけで前々から作ってみたいとは思っていたもののふんぎりがつかなかったわけですが、オリジン版HGはザクと旧ザクが共有部の比較的多い設計で揃うしMGよりは安上がりだし、ということで組んでみました。あとMS-05Sを普通に組むと丸い装甲が1個余るので、これを使えば後はザクと旧ザク1個ずつで済むからオリジン版以外で組むよりは無駄が少ないというのもあります。
 個人的にはSD版の方に思い入れがありましたが、SD版ではイラスト(旧ザク準拠の配色ですが胸と足先はグレー、ケーブルは緑。武装無し)、フィギュア写真が初期型(胸と足先も青でケーブルはグレー、105ミリマシンガン装備)と後期型(ノーマルザクと同じ配色、120ミリマシンガン装備)の計3種の配色パターンがあるもののいずれもSDなので太股〜スネが丸ごと無いし背面も不明だしで、リアル投身に落とし込むには多少のアレンジが必要です。で、MSDはMSV-R由来のネタも割とあるし馴染むかも、ということでとりあえずMSD版(の配色が2パターンあるうち緑色の方)に合わせて塗ってみましたが、

 どうも旧ザクより単調で物足りない印象だったので、

 結局SD版のイラストの方をベースにケーブルだけ写真の方を合わせててきとうにアレンジしてみました。
 そういうわけでバックパックが青ではなくグレーだったり膝側面の丸が緑だったりするのはMSD版に合わせていた名残りです。
 工作については上述のとおり、肩を交換しただけです。

 色を変えるだけで意外と旧ザクに印象が寄っていますね。顔以外は。

 武装はザクのものなら何でもよさそうですが、この機会に120ミリマシンガンを最低限の改造で105ミリマシンガンっぽく見せる、というのを試してみました。具体的にはマガジンを基部ごとそぎ落として側面に移動、グリップガードを切除、ストックを根元から切断して代わりに丸棒を付けています。丸棒はテーパーのついたパーツの方がそれっぽくできそうですが、手頃なパーツが無かったので。
 あとスコープの穴の径がビームサーベルのパーツのランナーと同じなのに今更気が付いたので、てきとうに切り出して押し込んでいます。

 バズーカはシステムウェポン版が通常版より短くて弱そうなので(設定上はこっちの方が後期型ですが)、とりあえずそれを。

 

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