MG1/100ドズル・ザビ専用ザクU
 プレミアムバンダイ限定で2014年6月発売。
 MGザク2.0のF型がベースの流用キットで、説明書は通常版の流用+差分。差分はデカール添付位置の指示があるのでカラー印刷になっています。
 ランナーごと省いても問題無さそうなバズーカ用オプションパーツやスイッチでランナーから外せそうな余剰パーツも全部残っていて、ドズル用カラーのノーマルなザクとして組むことも可能。
 あと多色成型ランナーはノーマルF型と同じ色のものと、クリアを無色からピンクに変えて残り全部をドズル機の本体色にしたものの2枚付属。そのため胸部中央や肘を黒くしたり、逆に足先まで緑色にしたりもできます。
 金色の装飾はスペシャルエングレービングシールというので再現されています。

 で、せっかくなのでシールを貼る前の状態を。付けた後で外しづらそうなパーツは付けていませんが、とりあえずすごく緑色です。
 本体色はガイアカラーのビリジアングリーンがかなり近い色味だったのでそれで塗っています。
 ちなみにケーブルは以前ザク2.0派生をいくつか説明書通りに組んで毎度指が痛くなったので、今回はパイプに刺さっているグレーの棒を端から切っていってパイプを1個ずつ外して芯材に手で組み付けました。

 貼った状態。
 スペシャルエングレービングシールはMG等のガンダムデカールみたいに透明なシートにくっついた状態のものを圧着させる方式ですが、シート自体に粘着力と曲面への追従性があるので感覚はだいぶ違います。
 かなり強くこすらないとシートから外れない場合もある一方で、貼り付けただけで全くこすらなくてもシートから外れてしまう場合もあるので位置決めに失敗するとやり直しがきかなくなる可能性もあります。あと、ちゃんと圧着させないと一部が欠けたりも。
 このドズル機の場合かなり長いものもあるので、位置決めを一発で決めるのはかなり難しい、というか私のは割とボロボロです。胸とか一部欠けていますし。
 スネ下端と肩装甲の1周する部分は2分割。前者は端が装甲の分割線に合わせたカッティングになっているので意外と合わせやすいですが、後者はこれもう何度か現物で練習でもしないと無理なんじゃないかと思いました。
 そういうわけで貼るのは難しいですが、曲面への追従性は高くてシワはほとんど出ないし余白もほぼ気にならない小ささです。あとエンボス的な厚みが若干ありますが、こすったりしても特に凹んだりはしません。
 本体の新規パーツは肩装甲、手の甲、ツノ、あと頭部外装の上半分も変更されて目つきが若干悪くなっています。
 バックパック外装はノーマルザクと同じグレーの方を使うようになっていますが、エングレービングもあるし緑にしてみました。

 コクピットとパイロットは変更無し。設定上はコクピット容積が拡大されていますが、スライドギミックとの兼ね合いもあるしそもそも普段は全く見えない部分だしまあ仕方ないか。

 並べているノーマルザクはF型ではなくJ型です。

 武装は新規造型の専用大型ヒートホークと、あとF型ザクと同じものが一通り付属。写真では使っていませんが、アクションベースの基部に取り付け可能なコロニーのハッチ開閉用のハンドルも付属します。
 F型ではバズーカが普通のザクバズーカとジャイアントバズ(っぽいもの)のコンパチになっていましたが、それも丸ごと付属します。今回はジャイアントバズの方で組んでみました。
 手指は可動タイプのみ。指はグレー成形ですが緑で塗ってみました。
 大型ヒートホークの腰への取り付けには普通のヒートホークと同じジョイントパーツを使います。

 大型ヒートホークは金、銀、緑の3色成形。グリップのジョイントは右手のみ対応ですが、指の保持力だけでも安定性は落ちますが一応持てなくはないです。

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