1/144ザク局地戦仕様
 第08MS小隊版ザクU、当時は単にMS-06Jでしたが後でMS-06JCとして設定されたアレをオリジン版ザクをベースに作ってみたくなった、というのが発端ですが、アレそのものを作るなら08版自体の1/144キットかMG1.0を使うのがベストだろうしなあ、ということで「それっぽいものを目指す」というゆるい姿勢で作業した結果がこれです。
 あと局地戦仕様という名前もそのJC版に準じました。というか陸戦用後期型とかアジア仕様とか名前の案を考えた後でちょっと検索してみたら普通に名前が出てきたのでそれにしたというか。

 ・・・というわけでまず最初に作ったのがこの状態ですが、あからさまに右肩が違うわけですが。
 あのシールドから生えたトゲの用途が個人的によくわからないというか釈然としなかったのと、あとあのテーパーが付いていて通常のスパイクより長いパーツの流用元が思いつかなかった、というのもあってトゲ自体は省くことにして、でも何か出っ張ったパーツが付いていた方がそれっぽいような気もしたのでウェポンハンガーでも付けることにして、パーツを物色した結果システムウェポンの台座のパーツが基部をちょっと加工すればシールドに元々あるバズーカ弾倉用ジョイントに付けられていいんじゃないか、と思った結果こうなりました。
 仕上げてから見ると元のジョイントを使うことにこだわらずにもうちょっと高めの位置に接着した方がまだそれっぽかったような気もしてきましたが、元のジョイントを転用したおかげで着脱も可能なのでとりあえず保留して半年ほど放置して、でもやっぱりもうちょっと何とかしたい、ということで08版ザク自体の旧キットから移植しようとキットを調達したものの、

 ・・・なんかこのトゲ小さくないか、となったので、

 結局ビルダーズパーツのMSスパイク01の長い方のトゲを使いました。一応先端を少しだけ削って平たくしていますが、削り過ぎに用心しすぎた結果として普通に尖っているように見えますね。あと3本のうち上の1本だけは根元を斜めに削って軽く傾斜させています。
 で、シールドのトゲ以外のJC型の標準的なザクとの相違点としては前腕下端の四角いブロックとフロントスカートの穴がありますが、前腕についてはオリジン版ザクUは元々そういう形状なのでそのままで。フロントスカートは設定的に穴を開けるメリットが無さそうなのと模型的にもあの中身は別に見せたい部分でもないので、段落ちモールドとして処理してみました。
 あとバックパック上部とスネ後部のノズルもJC型の設定に準じて削ったり埋めたりしてオミットしました。この辺は元々MG1.0のJ型に準じた形状(バックパックについてはF型も共通ですが)で、オリジンではJ型でもこの位置にノズルがあるので(オリジン版J型自体のデザインは発表されていませんが、MSD版ハーフキャノンの胸部がC5型じゃない方はJ型がベースという設定からの推測)無視してもよかったわけですが、せっかくなので加工してしまいました。スネは穴を板で塞いだようなディテールを作るのが面倒臭かったので面一にしてしまいましたが。

 関節やケーブル、胸板のグレーは設定画の色味に寄せましたが、緑色に関してはオリジン版ザクと近い印象だったので前に塗ったのと同じ色を使いました。

 で、実際に武器を吊るす段になると、この間隔でハンガーが2つあると干渉して邪魔になるだけなので、結局下のは外す羽目になったという。

 武器も08版のキットのを使うのが無難に正解に近いわけですが、オリジン版の武器と比べると全体的に細くて小さいので、オリジン版の方で何とかしてみました。
 マシンガンはドラムマガジンを外側にオフセットしています。ウェブ限定MS-06RD4付属のマシンガンが08版準拠ですが、あのタイプはあのキット以外には全く付属していなくて余らないので。あとスコープにビームサーベルのランナーの径がちょうど合うのに今更気が付いたので切断して突っ込んでいます。
 バズーカはバナナマガジンということでシステムウェポンの方のオリジン版ザクバズーカを使いました。実際に08版の設定と比べると曲がったマガジンが付いているということ以外ほぼ別物だったりもしますが。

 ところで今回やけに写真が多いですが、シールドにハンガーを付けた状態で一通り撮影した後でスパイク付きに再加工して撮影しなおして、でもせっかくなので前の写真も使うか、と両方貼った結果です。

 

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