HG-UC1/144ナイチンゲール
 2021年7月発売ですが、今回組んだのは2022年9月の再販分です。
 箱サイズはMGサザビーとかヴァーチェとかあのくらいですが、HG準拠の設計で中身はあまり詰まっていないうえにどの方向にもボリュームがあるので組み立てるとかなり巨大になります。まあ当然RE/100版よりは小さいわけですが。
 マーキングシールも付属しますが、とりあえずシールドのエンブレムだけ貼って他は省きました。

 全塗装しました。缶スプレーで余裕だと思っていたらカブリが出て白目を剥いたりしつつ結局筆塗りですが、さすがにバインダーとリアスカートは筆ムラが出ました。そういうわけでこのくらい縮小すると目立ちませんが現物は割とアレな仕上がりです。
 グレーの成形色は暖色寄りですが、好みでファントムグレーにしています。
 肩のノズルの黄色、手首付近に露出しているサーベルの柄の赤と前腕の丸いノズルのグレーが足りないくらいでだいたい全部色分け済み。四角いノズルは胸の左右の小さいもの以外は中身も色分けされています。ただ、リアスカートのノズル周囲の黄色は一番大きいものの上側だけシールになっています。
 白っぽい部分の成形色は四角いノズルが普通の白で、プロペラントタンクと関節部のシーリングは暖色寄りのライトグレー。後者は2色使って塗り分けてみましたが、写真だとよくわからないことになりましたが。
 あと肩以外にサイドスカートとスネの内側とリアスカート下面に入っている丸ノズルも単色成形ですが、見本写真だと全く見えない部分なので省略なのかそういう設定なのかはよくわかりません。
 ポリとABSは不採用で関節部は主にKPS。腕のシーリング状の部分もKPSで外装自体が分割されています。全体的に割とシンプルなつくりですが、足首はボールの他に横に曲げる軸があるし肩は前に引き出せるしで見た目の割には動きます。あと組んだ直後の時点では保持力も充分。リアスカートにランディングギアがあってデフォルトで接地しているので、脚は多少ヘタったとしても自立はできそうですが。
 なお、浮かせて飾る場合はアクションベースを2つ使うように指定されています。その場合リアスカート内のランディングギアは差し替えで畳んだ状態に。

 バインダーを畳むとこんな感じなので、普通に開いた状態よりはかなりスペースを削減できます。

 頭部は前後にかなり長いですが、他の機体と比べてもかなりの小顔。モノアイはグレー成形で可動式です。
 胸部の機銃っぽいものの下に付いている装甲が可動式で、下に開くとメガ粒子砲が露出します。

 頭部上面の外装が可動式で、中にコクピットブロックも造形されています。グレーで一体成型なので赤く塗っておきましたが、その後ろの赤い部分は逆にグレーで塗った方がよかったかも。

 そういうわけでなんかもう超でかいです。ツノ抜きだと頭頂高はクスィーよりは低いですが、前後幅がえらいことに。

 武装は大型メガビームライフル、シールド、ビームトマホーク、ビームサーベル、ファンネルが付属。シールドとトマホークの黒は本体のグレーとは別の成形色です。
 手は拳とサーベル用が左右と右のライフル用、左の平手が付属。なお、手のサイズ自体はジオン系標準サイズと同程度ですが、ライフルの自重対策なのか手首のボールは他のHGキットより大きい径になっています。

 ライフルはバイポッド基部が前と横の2方向に曲がって展開可能。本体のデザイン的に展開しても手に持った状態で接地させるのは無理なので写真では使っていませんが。
 シールド裏のミサイルは白成形ですが、基部まで白いうえに表側からも少し見えます。
 ファンネルは着脱可能ですが、浮かせて飾れるような支柱とかエフェクトパーツとかは付属しません。

 トマホークは斧のビーム刃はシナンジュの流用ですが、両刃のサーベル状態のものは専用のビーム刃が新造されています。
 サーベルは隠し腕の分も含めて4つ付属。柄のデザインは共通ですが、刃はシナンジュ流用と1/100サイズ汎用の2種が2つずつで、接続部の形状が違うため他のキットと刃だけ入れ替えて刃を4つ同じ形で揃えたりもできません。
 隠し腕はフロントスカート裏に入っています。可動部は主にCジョイントですが、腕自体が細くて軽いのとフロントスカート基部の保持力が高めなので、HG-UCジオのものよりはポーズを付けやすいです。

 

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