HG-UC1/144陸戦型ガンダム(No.210)
 HG-UCのシリーズNo.079の方の陸戦型ガンダム(2007年発売)とはほぼ別物(コンテナのみ流用)のリニューアル版キットですが、ブルー”EXAM”のように商品名では区別されていないし、REVIVEでもなければGEPでもないです。
 上述のようにコンテナのみ旧バージョンから流用している他、陸戦型ジムのグレーのランナーを流用していますが、他は設定上陸ジムやブルーと形状が共通している部分も全部新造になっています。
 なお、新規ランナーは特に流用を想定した設計にはなっていない感じです。

 グレー以外全塗装しています。設定画の色味に寄せるのは地上戦セットでやったし関節をブルーグレーにするのも3号機EXAMでやったばかりだったので、それとの差別化、というか同じことをやるのもつまらない気がしたので今回は無難なガンダムトリコロール&関節色もそのままで仕上げてみました。PS2版ガンダム戦記のジャケットだとほぼ純白でセンターにいたのが印象的でもあったので、今回はそのイメージということで。なお、青の成形色はこれよりもっと暗めです。
 各部の三角マーク、左胸機銃の小さい方、腰のV字マーク、膝下のノズル等は色分けが不足。あと新規パーツにはグレーは無くてダークグレーのみになっているので、膝の突起も腹部やバックパックと同じ成形色です。
 関節構造はだいたい陸ジムやブルーEXAMと同様ですが、腕の付け根のボール受けの引き出し機構がブルーでは上に出るようになっていたのが陸ジムと同様に前に出るようになっていて、でもその基部パーツは陸ジムとは違ってポリではなくKPS。パーツ形状の変化で、前への可動範囲がちょっと拡大しているみたいです。
 あと前腕下端の切欠きが無くなっているので、手首の可動範囲はやや狭まっていますが見た目は元のイメージに近づいています。

 眼はクリアグリーンですが、例によって暗いので蛍光グリーンで塗ってみました。
 旧バージョンと同様、そのさらに前の旧キットにあった頭部側面のオプションは付属しません。
 ちなみにツノの右の方に変な段差があるのは、フラッグを切除して削っているときにうっかり折ってしまったせいです。

 陸ジムとは設定上形状が同じ部分もけっこう変化があって(前腕の切欠きの他、足先が顕著)、上腕や太股のパネルラインの位置も変化していて、さらに陸ジムでは多めだった各部のディテールも減っていたりで、同シリーズで約1年後に出た割には方向性が相違しています。

 武装はマシンガン、サーベル、シールド、180ミリキャノンの他、前のバージョンでは付属しなかったビームライフルも付属。マシンガンとシールドのグレーの部分は陸ジムと共通、サーベルの刃は汎用パーツで、他は全部新造です。
 あとコンテナも付属。なお、今回はバックパックの展開は全部可動式になっています。
 手は穴開き拳と左の平手の他、陸ジムやブルーEXAMには無い右の銃器用も追加されていますが、上述の経緯でこれのみ指の成形色はダークグレーです。
 シールドのグレーのパーツは流用ですが、腕との接続は陸ジムみたいに外れやすくはないです。

 

 ライフルの形状やパーツ分割はほぼブルーEXAMのものと同じですが、右の銃持ち手の追加に伴いブルーでは省略されていたトリガーガードが追加されています。なお、180ミリキャノンにもトリガーガードはありますが、ほぼ流用のマシンガンについては省略されたまま。
 シールドは陸ジムと同様に基部が可動で下に伸ばせます。

 サーベルの刃は最近の標準の長いタイプ。

 

 180ミリキャノンは分解してコンテナに収納可能ですが、その写真は撮っていません。
 なお、丸ごと新造ですが、ランナー上では本体のパーツと混ざっていて分離できない構成になっています。

 シールドはバイポッドで自立可能なので、例のポーズも可能。

 

 

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