HG1/144シグーディープアームズ
 2004年8月発売。HGシグーの流用キットですが、シグー自体キット化は後発だったので最初からバリエーション展開を想定した設計だったようです。ただ、ジンハイマニューバと違ってパーツはちょっと余りますが。
 ビーム兵器の小型化で連合に遅れていたザフトが開発したMS搭載用ビーム兵器の実験機、という設定。
 MSVですが、アストレイのPVアニメのレッドフレーム編に登場した他、SEED本編でも特別編およびリマスター版には終盤にちょっと映っているらしいですが既に忘却の彼方です。
 頭部のアンテナとフィン、サイドスカート、スネ、バックパック、武装が変更されていて、元のパーツは大半が削除されているので素のシグーとしては組めません。
 あと恒例のマーキングシールはザフトマークの他にシホ・ハーネンフースのパーソナルマークが付属。なお、シホは実質的に外伝のみのキャラみたいな扱いですが、初出はアニメ本編(ただし台詞無し)で続編にも出演(やっぱり台詞無し)という変わった立ち位置になっています。

 バックパックも丸ごとスラスターだったシグーに対しビーム砲の動力源としての機能が大きそうなデザインになっているし、サイドスカートのスラスターも無くなっているし、ビーム砲はかなり大型だしで、全体的にシグーより火力はあるけど鈍重そうなデザインです。ただ、ビーム砲尾部(砲口を下に向けた姿勢だと上端)に付いているのはスラスターという設定。
 全塗装しました。細部の配色をちょっと変更しています。
 足の甲の濃い方の青は後端だけグレーの部分と一体化していてシールが付属する他、グレーの成形色は2色ありますがビーム砲やバックパックは単色成形になっています。
 ビーム砲は肩ではなくバックパックからアームで支持されていて、腕とは独立して可動。

 頭部は顔面以ほぼ新規パーツ。

 骨格はほぼシグーなので同様にジンより細身ですが、ビーム砲で左右にボリュームが増しています。

 武装は固定装備のビーム砲(試製指向性熱エネルギー砲)の他にはレーザー重斬刀のみ付属。ただ、素のシグーに付いていた76mm重突撃機銃が丸ごとと、あと28mmバルカンシステム内装防盾のシールド部分以外もランナーに残っています。これらのパーツはランナーから丸ごとスイッチで削除できる設計でしたが。
 なお、左腕の側面にはこのバルカンを付けるためのジョイント穴がそのまま残っています。
 手は左右の穴開き拳の他、これも余剰パーツ扱いですが銃器用の右手もランナーに残っています。

 レーザー重斬刀は左のサイドスカートに取り付け可能。ソードストライク等のビームが出る対艦剣と似たようなクリアピンクのエフェクトが付属します。名前からしてビームではないようですが。
 (※追記:シュベルトゲベールは分類上は「レーザー対艦刀」で、少なくともメインの刃はレーザーだそうですが、「高エネルギーレーザービーム」という表記もあったりでどっちなのかよくわかりません)
 なお、重斬刀は水色も色分けされていますが、右のサイドスカートは単色です。

 上述の余剰パーツ扱いの武器を積むとこんな感じ。バルカンシステムはビーム砲と干渉しやすいので取り回しが悪いのと、本来シールドの取り付けに使っていた丸軸が露出しますが。

 

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