EG1/144ストライクガンダム
 2021年12月にライトパッケージVer.が発売されていますが、これは22年1月に発売された箱入りの方。ちなみに発売日がサンテレビのSEED再放送開始と同日で局所的にタイムリーでした。
 こちらにしかライフルとシールドが付属しないのはEGガンダムと同様ですが、今回はアーマーシュナイダー(ナイフ)がライトパッケージにのみ付属するという点で差別化されています。なお、EGのガンダムシリーズ第3弾のνガンダムにはライトパッケージVer.は無いようです。
 タッチゲート採用、シール無しといった点はEGガンダムと同様。

 全塗装しています。今回は青いセンサー、腰や背面の開口部の色分けが無いですが、代わりに頭部のバルカンや前後の開口部も色分けされている他、肩やスネのグレーもHG-CE版よりパーツ数を減らしつつ色分け済み。
 基本的なアウトラインはHG-CE版に準拠していて、主な相違はパーツ構成が変化した肘と膝のフレームの形状。膝装甲はCE版に準じているせいでビルドストライクに合わせた形状で、設定上は開口している部分がスリット1本のみになっている点が相違しています。
 関節構造はEGガンダムとだいたい同様。肩基部は前後スイングのみで上下に動かない代わりに、胸部上面は青い外装で覆われてグレーの露出は無いです。
 あと肘まわりとシールド基部のデザインのおかげでEGガンダムのような肘をまっすぐ伸ばすと隙間が素通しとか前腕の内側にも3ミリ穴があるとかの問題も無いし、配色のおかげで腰ブロックの内側に赤や黄色が露出したりはしなくて腰フレームや股関節軸はグレー成形。

 頭部は青いセンサー以外色分け済み。バルカンはともかく後頭部のダクトまで色分けしてあります。
 眼はEGガンダムと同様に黄色の周囲を窪ませて影で黒く見せる構成ですが、段差部分は黒く塗りました。

 そういうわけで基本的なスタイリングはHG-CE版と同様ですが、肘関節は1軸に簡略化された代わりにフレームの形状はこちらの方が自然になっています。

 武装はライフルとシールドが付属。手は穴開き拳のみですが、手の甲が色分けの都合で別パーツ化しているのでEGガンダムより他のキットの武装の流用はしやすくなっています。
 ライフルはフォアグリップが一体化していて銃口も平面ですが、センサーが別パーツで底部は貫通しているので塗装はしやすいです。なお、写真は銃口を彫った状態。
 シールドは表面は色分け済み。旧HGやHG-CEと同様にグリップは一体成型のダミーで、腕とシールドをグレーのジョイントパーツでつなぐ構造ですが、腕側が3ミリ軸でシールド側はボールジョイントなので他のキットとはシールドの互換性が限定されるというか、具体的にはIWSPのコンバインシールドを固定するには両端が3ミリ軸のジョイントが別途必要になります。

 既存キットのストライカーは上述のように多少の制限はありますが、基本的にはHG-CEストライクに対応しているものは全部そのまま使えます。CE版だと固定が甘かったガンバレルストライカーも今回は無加工で普通に固定されます。

 

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