HG1/144ダリルバルデ
 2022年12月発売。胸〜胴のユニット構成はディランザと共通性を持たせたデザインですが、形状自体は違うので特に流用は無い新規キットです。

 クリアパーツ以外は全部塗っています。だいたい地色に合わせましたが、今回もディランザと同様にダークグレーは装甲と関節で色味を変えています。赤は原色を若干暗くした感じで、ディランザ(グエル機)の赤紫とは違う色。あと写真だとわかりづらいですが白は若干緑に寄った色味です。
 ノズルの中身や頭部バルカン、眼の細部以外はだいたい色分け済み。リアスカートのノズルは本来色分けが無い設定ですが、好みで縁をグレーで塗っています。
 胸、肩正面、太股の発光部はクリアパーツの内側に発光・無発光状態のいずれかのシールを貼る仕様。ディテールも無いので発光状態のシールを使っています。なお、肩の外側に付く装甲の発光部のみクリアパーツが無い代わりにスリットが凹モールドになっていますが、シールは全面覆うもので、発光部だけ切り出して使おうかとも思ったもののどうもモールドと幅が違うっぽいのでここだけ塗装しました。
 関節は今回もポリ無し。ギミックの都合で前腕を着脱する必要があるためか、このシリーズでは珍しく肘関節は両側からの挟み込みになっています。
 なお、背中に付くサブアーム的なパーツは基部フレームがバックパック本体と一体成型なので、接続部での回転以外には全く動きません。

 眼の成形色は今回も不透明の黄色ですが、色分けが複雑なためかシールは全面覆うものになっています。
 ツノがちょっと外れやすいです。
 あと胸の発光部は面が斜め下を向いているので、普通に直立させると影になって見えづらいです。

 槍はディランザのものより短いです。

 手持ち武装は槍のみ。手は左右の穴開き拳の他、左のみ平手が付属。
 肩の外側の装甲は肩側、装甲側に曲げ軸と接続フレームの中途部にも回転軸があるので自由度が高いです。

 槍は2つに分離可能。
 ジョイントパーツとリード線を追加して足先の射出状態を再現可能。ただ、スネ側はボールに開いている穴に直接リード線を挿すのでボールが露出します。
 足先側のジョイントには3ミリ穴もあるのでてきとうな支柱があれば浮かせて飾れますが、このキット自体にはランナーレス台座が1個付属するだけです。

 あと前腕を取り外して背中に付いているパーツと入れ替えることが可能。接続軸が3ミリ径なのでこれも適当な支柱があれば分離状態で飾れます。
 背中に付いている方の前腕は手が無い代わりに付属のビーム刃を直付け可能。汎用サーベル刃の流用ですが、成形色はかなりレアなクリアパープルです。

 

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