HG1/144ミカエリス
2023年1月発売。ベギルベウとのつながりのあるデザインで関節まわりにはそのまま流用できそうな部分も多いですが、金型的には完全新規キットです(※サーベルの刃と武装用の支柱のみ流用)。
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全塗装しました。スネ等はF90のフレームと同じパープルグレーですが、全体を地色に寄せて塗ってみたらいくら何でも地味過ぎないかという印象だったので明るめにしてみました。あと関節まわりのグレーは赤寄りのウォームグレーみたいな独特の色味。
クリアパーツの中身や武器の発光部はシールが付属して、他はノズルの中身等以外はだいたい色分け済み。設定画だと凹モールドが全部黒いですが、全部塗ると主張が強すぎる気がしたので一部を除いてスミ入れで済ませています。
関節構造はだいたいベギルベウと同様。
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眼はクリアパーツで中身はシールが付属しますが、モールドもくっきり入っているので塗装しました。写真だと反射で中身が見えづらいですが。
肩と太股のクリアパーツの中身はシールを使っています。
作中でもかなり細身な部類ですが、身長は高めです。
武装は右腕のビームブレイサーと左腕のシールドが付属。右手は無くて左手は穴開き拳のみですが、自前の手持ち武器は無いし拳はベギル系のが流用できるから平手が欲しかった気もします。
なお、スネの左右に付いている板状のパーツは四角い軸で接続されていて、外すとその軸で手に持てますが説明書では特に言及が無いので別にそういう用途のものではなさそう。
あと左腕のシールドの接続部はベギル系と共通。右のは手の代わりに付いている突起で固定するので他の機体とは互換性が無いです。
両腕の武器からビームサーベルを展開可能。刃は00年代頃に多用されていた短い方の汎用パーツです。
ビームブレイサーは同じ形状の指というかクローというかそういうのが3つ生えていていずれも基部、中途部、先端の爪に曲げ可動があります。
裏面の発光部は発光・未発光状態のシールが付属して選択式。黒いスリットは段落ちモールドになっていますが緑の発光部はディテールが無いのでシールを使いましたが、内側に湾曲した面に途中で折れ曲がった細長いシールを合計9枚貼ることになるので割と面倒です。
差し替えでリード線を使った射出状態に。浮かせて飾る用の支柱も付属します(ベギルペン手やフィギュアライズ電王と同じもの)。なお、支柱への接続は武器側の3ミリ軸を支柱の3ミリ穴で受けることになるので、市販品を流用する場合は別途軸を穴に変換するジョイントが必要になります。