HGUC1/144陸戦型ガンダム 地上戦セット
 ※2009年発売のキットですが当時は配色を完全に変えて塗っていて、HG-UCの陸ガンを通常の配色で仕上げたことは一度も無かったので、17年の再販版でもう1回組んでみました。
 そういうわけで2009年にアップした記事を全部改稿していますが、昔の分の写真は下に残しています。

 HG-UCのキットにUCハードグラフ仕様のオプションパーツを同梱したセット商品の第2弾。パッケージや説明書でMSイグルー2重力戦線の3話が紹介されていますが、あれと陸戦型ガンダムは特に関係無いような。
 HG-UC1/144陸戦型ガンダム1体に、1/144のホバートラック、連邦兵2体、レールキャノン、マニュピレーター2種、ジムヘッドが丸ごと2セット(というか新規ランナーは全く同じものが2枚入り)と、あと水転写デカールが追加されていますが、代わりに陸ガンの透明地のマーキングシールは削除されています(色分け用ホイルシールは陸ガン単品版と同じものが付属)。
 なお、今回組んだのはランナー1枚分だけで、マニュピレーター2種のうち片方と連邦兵2体は省きました。

・陸戦型ガンダム
 成形色の相違の有無は確認していませんが、パーツ構成としてはHG-UCの通常版と全く同じです。

 全塗装しています。アニメだと白がかなり暗い色味でゲームだと他のガンダム系MSとほぼ同じという印象ですが、今回はアニメの設定に寄せる方向で。
 首回りの白、左胸の小さい方の円筒、腰のV字マークは色分け無し。
 関節まわりはABSとポリの併用で、肘と膝は完全にABS製です。足首関節がボールジョイント1個だけ(他に爪先を曲げる関節はありますが)であまり曲がらないうえに限界まで曲げるとラインが崩れるのが最近のキットと比べると少々厳しいですが、他は肩に引き出し機構が無い(肩と胸をつなぐ軸は基部で2軸可動)程度で特に動かないわけでもないです。
 あまり目立たないし組み立てに支障が出るほどでもないですが、2017年時点の再販分だと一部のパーツにはバリが出ています。

 ツノは先端が太いというかテーパーが浅い感じだったので、もっと先細りになるように軽く削っています。

 ・・・まあ、そのまま並べると違和感が出るのは否めません。

 武装は100mmマシンガン、180mmキャノン、ビームサーベル、シールド、武装コンテナが付属。ビームライフルは付属しません。
 マシンガンは関節と同じグレーのABSですが、180mmキャノンは胴体やバックパックと同じダークグレーのPS。シールド裏面はABSとPSの併用です。
 手は左右の穴開き拳と右の銃器用が付属します。ただ、手の甲のパーツは合計2個だけなので右手を交換する場合にはいちいち付け替える必要があります。
 なお、旧キットに付属していた頭部側面のオプションはありません。
 マシンガンはストックとフォアグリップが可動、マガジンが着脱可能。あと腰側面のマガジンも外せます。

 サーベルの柄はスネに収納可能。

 180mmキャノンはグリップが2つとも可動。シールドは裏面に折り畳み式のバイポッドがあって、単体で立たせることができます。

 180mmキャノンはMG版と同様に分解してコンテナに収納可能。本体を4分割して専用ホルダーにセットしてコンテナに入れて、マガジンはコンテナのハッチ裏面に取り付けます。

・ホバートラック

 成形色はブルーグレー単色。デザインはUCハードグラフに準じているようで、キットの他のパーツよりディテール密度がかなり高いです。下面の丸いパーツは外装の内側にファンが造型してあったりもします。

 車体前後のアウトリガーは展開可能、上面のチェーンガンは左右旋回可能。側面のソナーは差し替えで展開状態にできます。
 荷台は布状のルーフと指揮車用のレドーム付きの選択式で、完成後も組み替え可能。荷台の内側にもモールドが入っています。

・その他追加パーツ

 陸戦型ジム頭部は眼の中身と側面の丸パーツも分割されていて、HG-UCよりパーツ数は多いです。眼とチョンマゲ前部のセンサーは薄いクリアグリーン成形。装甲の成形色は旧HG等と同様で、HG-UCとは相違。

 陸ガンに付けてジムヘッドを再現できる他、旧HG1/144陸戦型ジムに組み合わせてアップデートすることもできます。
 レールキャノンはグレー単色成形。グリップが可動式。側面に付く箱状のセンサーっぽいものは1パーツ構成で、後ろに穴があります。
 追加のハンドパーツは右のレールキャノン保持用と平手の2種。基部に次元ビルドナックルズと同様の曲げ軸があります。手指はレールキャノンと同じグレー、手の甲はホバートラックと同じブルーグレー成形。
 ランナー1枚につき手が2種1個ずつと、前腕との接続軸がHG-UC対応のボールジョイントと旧HG対応の丸軸が各1個入っています。ランナー2枚分のパーツを使えば2種類の手を両方同じキットに対応させられますが、例えば2枚分の4つの手全部をHG-UCに対応させることは不可能。

 HG-UCとはボールジョイントの径が若干相違するようで、そのままだとボールが嵌りません。写真はボールの上に乗せただけの状態。なお、逆に陸ガン胴体にHG-UC陸ジム頭を乗せると緩くなるかと思ったらそっちは特に問題ありませんでした。

 (※以下、2009年当時の写真)

 フルアーマーガンダムの配色を持ってきています。

 

 ホバートラックは部分塗装のみで、本体は成形色の上からマーカーでスミ入れしただけです。

 

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