1/48 U号戦車A〜C型(フランス戦線)(タミヤ1/48MMシリーズ)
 A・B・C型の選択式でそれぞれの塗装例が掲載されています(対応するマーキングデカール付き)が、形状に関してはこのキットではA・B型には特に差異は無いです。C型は窓の形状等が異なる他、後部のスモークディスチャージャーが無くなっています。
 あと、タミヤ1/48で多用されていたダイキャスト製シャーシは廃止されていて、代わりに金属製のウェイトが付属。
 ダイキャスト製シャーシの廃止に伴い接着剤はプラ用だけで組めますが、ピンバイスが必要な箇所があります(スモークディスチャージャー基部とアンテナ基部。車体の外側に付くパーツなので無くても形にはなりますし、軸を切断して直接貼り付けてしまえば強度は落ちますが組み付けも一応可能)。
 ちなみに箱絵はアンテナを立てた状態ですがキットはアンテナを畳んだ状態で、アンテナ基部とアンテナケースはありますがアンテナ本体というか細長い部分はありません。かなり細いので再現しようとすると金属線でも強度が厳しそうですが。

 足回りだけ組んだ状態。ウェイトは余らせても仕方なさそうなのでとりあえず入れておきました。銀色の金属棒2本です。
 履帯はプラパーツの連結式ですが、両端の曲がっている部分以外はつながった状態で成形されています。上側のたわみも造型済み。
 あと、どうも後端の車輪だけ普通に接着すると他の車輪より若干外側にずれている感じなので、調整した方がいいかも。

 で、全部組んだ状態。A・B型にしました。
 ・・・うん、なんか変なエンブレムが付いていますが気にしない。手描きしたら色々歪んでいますがそれも気にしない。いや、ほら、U号は主人公の「好きな戦車」に設定されていますし。あとグレー単色だと差し色があった方が映えますし。
 最初はクレオスのジャーマングレーを塗ってみましたが、やっぱり黒すぎると思ったのでいくつか試して結局ガンダムカラーのMSグレーに落ち着きました。履帯はガイアのガンメタです。
 ドライブラシするなりウェザリングマスターを塗るなりした方がそれっぽくなりそうですが、今回はあえてパネルラインのスミ入れだけで。
 車体に積んであるスコップやジャッキ、工具箱等は別パーツですが、右側のペンチ等は一体成型。
 あと車体後部上面のスリットは実際に開口していますが、中には何もなくて金属棒がチラ見えするので、裏を塞ぐなり金属棒が反射しないように塗装するなりした方がいいかも。

 砲塔は旋回可能で砲身も上下に動きます。なお、砲口は造形されていませんが太い方だけピンバイスで掘りました。
 砲塔上面のハッチは開閉選択式。中には座席もあります。

 以前組んだ1/48のタミヤのV突とシュビムワーゲンとドラム缶、あとAGスコープドッグと対比。V突はそんなに大きい方ではないですが、それでもU号と並べるとかなり大きく感じます。
 ちなみにV突はジャーマングレーをスプレーで吹いてウェザリングマスターを塗りたくった状態です。

 なお、キットには砲塔上部ハッチを開けた状態で使う車長のフィギュア1体も付属。全身造型されていますが両手をハッチ上面についたポーズなので、ハッチを閉じた状態だとポーズを変更しないと使えません。なので省略しました。

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