BATTLE BASEシリーズ アサルトアーマー1707 (5M HOBBY)
 シリーズ第1弾で、海外製のオリジナルキャラクターモデルには珍しく国内向けにも正規流通しています。国内では当初の発売予定から2回延期を挟んで2019年3月に発売。
 組立説明は部分的に日本語も使われていますが、その他の解説は英語と中文のみで、なんかボードゲームに使えるらしいですがよくわかりません。
 パッケージには接着剤が付属しない旨の注意書きがありますが、普通に組むだけなら接着は特に不要です。
 シリーズ第1弾ということでパッケージ側面には今後のラインナップ予定らしきものも載っていますが、今のところ受注は開始していないようです。

 全塗装しています。当初公開されていた見本写真はグレー系のカラーリングでしたが、成形色はサンドカラー単色。説明書にはサンドカラーとグレーを含めた4種類の配色のカラーガイドが載っていますが、可動部の塗装が剥げた場合を考えると地色に近い方がいいかと思ってこんな感じで塗っています。
 なお、写真では使っていませんがマーキングがデカールで付属。
 材質はプラのみ。主に脚部の丸軸の噛み合わせがタイトで、削らないと組みづらかったり関節が動かなかったりする部分もあります。ただ、軸径以外のパーツ精度は高めで、目立った歪みは無いしパーツの合いもいいので、特に削ったりパテを盛ったりしなくても普通に組めます。
 ちなみに腕というか武器とその他でランナーが2枚に分かれていて、武器のランナーには用途が不明なパーツもいくつか入っているので、今後の流用も見越しているのか、あるいは武器だけ別の用途に使えるという配慮なのかも。
 その武器にはスプリングが入っていてBB弾を発射可能ですが、弾丸は付属しません。

 頭部もしくはセンサーユニット的なものは、胴体の上下に全く同じ形状のものが1つずつ付いています。

 

 胴体と腰ブロックはフレーム状のパーツで接続されています。

 1600円くらいでしたが、値段の割にパーツのボリュームは少ない気もするけど海外製のプラモデルとしてはまあこんなものか、というサイズ感。

 パッケージ裏面をジオラマに使えるようになっています。ちなみにこの箱の印刷がプラモデルには珍しいマット仕上げです。

 腕の付け根と脚の各部。腰と胴の接続部が軸可動で回る他、腕と脚の付け根を横に開く可動もあります。他に胴体に対し腰ブロックを前後に曲げられますが、胴が短いのもあって腰を曲げるのも脚の付け根を曲げるのも見た目の印象はあまり変わりませんが。

 上面のハッチが開閉可能。ただ、軸が極端に細いので破損に注意が必要です。あとBB弾を装填するためのハッチも開閉可能で、先込め式ではなく中途部から弾丸をセット可能。
 で、開いたハッチにリブート版ダイアクロン隊員を乗せるとこんな感じ。太股の突起が引っかかるのでこれ以上は入りません。
 なお、胴体の内装は特に造形されていません。

 とりあえず軸の噛み合わせが固い部分の穴を削るナイフか何かがあれば組めるし、大手以外のインジェクションキットとしては難易度は比較的低い方なので、こういうデザインのメカが好みなら悪くないのではないかと。

 

メニューに戻る

inserted by FC2 system