1/35ブルーティッシュドッグ[ST版](WAVE)
2022年9月発売。右腕、足先、背面装備以外はスコープドッグの流用ですが、今回はターボカスタムやバーグラリーとは違ってノーマルなスコープドッグのパーツも武器以外は全部付属します。なのでこれ1個でスコープドッグ・ブルーティッシュカスタム(左腕だけブルーティッシュの武器腕になっている個人製作の1/1スコープドッグ)を(形状のバランスや細部のディテールの相違は置いておいて大まかには)再現することも可能。
なお、脚は元のパーツと追加パーツが入り混じる構成なので組んだ後での組み換えはあまり現実的ではないのと、武器腕の銃身基部に手首のポリパーツを転用しているので右腕も2種類同時には組めません。ただ、手のパーツは右手のものもそのまま残っているので組んだ後で武器腕を左右逆に入れ替えたりすることは可能。
ST版なので例によってクリアパーツ不採用、膠着ギミック無し、コクピット内装は無いけどハッチは開く、という仕様になっています。
全塗装しました。本体色はガイアカラーの専用色そのままで、他はストックから地色に近いものを塗っています。
成形色にパープルグレーが無くてブルーグレーで代用されていますが、他は眼のレンズ以外だいたい色分け済み。
右腕は上腕のロール軸から下が全部専用パーツになっていて(肘関節のポリパーツと上腕も新造)、背面はスコープドッグ系共通ジョイントを介してPRSPパック(ざっくり言うと稼働時間を延長するための装備)が追加、あと足先もライトブラウンの部分以外は新造でかかとにローラーが追加されています。そのローラーの追加に伴いスネ後部下端に付いていた可動式の装甲が無くなっていますが、代わりに基部のくぼみを埋めるパーツが追加に。眼にはUVジェルを入れてみましたが、赤いカメラは球状の外装まで一体成型なのでそのまま乗せただけだとあまりそれっぽくならない感じです。
そういうわけで正面から見ると右腕以外ほぼスコープドッグです。
右腕に武器が固定されていて手持ち武器はありませんが、腕武器用のマガジンが腕に付ける用とPRSPパックに収納する用の2種付属。腕用のものは先端にピンが付いていて腕の四角い凹部の奥にある穴と接続、背中のはジョイントの類は無くて四角い穴自体との噛み合わせで固定します。なお、背中のは奥まで差し込んだ状態でも数ミリ露出して噛み合わせの固さも適度なのでスムーズに着脱可能。
左手はスコープドッグと共通で拳とフォアグリップを握る用の2種が付属します。
右腕は肘の下にもロール軸があるので、クローとマガジン装着部の向きを変更可能。ただ、クローは腕の先端ではなく中途部の側面に付いているのでそれっぽいポーズにはしづらいです。
あと爪は長い方のみ基部に曲げ可動があります。